2013年06月27日(木) |
ケッコンフテキゴウシャ。 |
俺、結婚不適合者だから。
と、彼は良く言う。飲み会とかでも。
結婚するのに向いてない、というのは確かにそうで。
胸にも腕にも色の入った肌も、大きく穴の開いた耳も、今は違うけど昔は金色だった髪も、既婚者と言われたら、昔の私なら「奥さん勇気あるな…」って思ってしまうレベルで。
その、彼が。
血迷ってたのかも知れないとはいえ。
私と、40ぐらいになったら結婚してもいいと。
思ったっていうのは凄いことなんだろうかっていうのを彼に似たタイプの元彼に聞きたいけどそんなことできない。(当たり前)
ので、もう半年前ぐらいのことなのに(考えてみたらそんなに経つのか…)、そこに縋りつきながら考えている。
そもそもそんなのどこがいいの、ぐらいの人だってことは、ちょっと客観的に見られるようになっている今、周りから見たらそうだろうなーって思うようになった。
だけど、でも。
数年前、私の旦那が病んで仕事にも行けなくなって希望が全然見えない時に。
私の周りの人は、私を心配してくれて。
あなたの人生も大事なんだよ、と。
旦那にするのは、その人じゃなくてもいいんじゃない、と。
遠まわしに伝えてくれていたけど、私は逆を行った。
皆の気持ちは本当に嬉しくて、救われたけれど。
私はあの時、例え依存だったにしろ旦那を再選択したことを一度も後悔したことない。
あの時も確か、自分の限界まではやろう、って決めてた。
結局、とてもいい教材をネットで見つけて。
あれが無かったら人生どん底だった、ってぐらいいいもので。
旦那への接し方を変えて、気持ちを受け止めるようにして、アドバイスを減らしたら、そこからは旦那は旦那の力で回復していった。
私は何もしていないけれど、友達は「良く支えたよねー」って言ってくれる。
今、旦那は私が離婚を切り出して寝込むか死ぬか、ぐらいになるのかと思ったら。
「独り身になるならバーの飲み歩きとかしたいな〜」とかって、ちゃんと生きるための力を身につけていた。私が思った以上に。
だから、うーん、もしかしたら今度の彼は旦那と比べ物にならないぐらい厄介かもしれないけれど。
私が、この人といたいから自分を変えたい、と思ったのは正直初で。
こんな依存する自分じゃこの人とうまくいかない、って思ってから、ずっと今まで、試行錯誤しながらきている。
皆が「やめとけ」って言ってる、この人も。
旦那の時のように、うまくいくんじゃないかって、楽観的な希望を持ってる。
私と彼との間に事件が起きた時も。
私の友達3人に相談して、3人ともが「続けたいなら黙っておけ」って、言った。
だけど私はぶつかっていって。
彼の大事にしているであろう、秘密も聞いた。
何となく、だけど、この人とならうまくいく気がする。
私がもっと成長して、それに彼が応える気になってくれれば。
だけどまだ分からないから。
分からないから、彼にとって特別だっていう証拠が欲しくて、昔の記憶をほじくり返したりしている。
そんなことしているうちは、まだ彼と付き合える状態じゃない。
私自身が、今の、私達の関係を楽しめるようになって。
彼がマイナスの気持ちを私にぶつけてきても、気持ちを受け止めつつマイナスの影響は受けないようになって。
そんな風になれたら、それがスタートラインだ。
そんな風に、そこだけ冷静に、思いながら。
返事の来ない携帯とにらめっこ、したりする。
そんな週末。
選曲もそうだけど、彼の声が好きだ。
元彼の声も、好きだったのだけど。
そして今の人に対しては、どっちかっていうと声量がありすぎて苦手ぐらいに思っていたのだけど。
ぬるい感じのカラオケで、彼も声を張り上げるような曲をあんまり歌わなかったのもあって。
前回も思ったけれど、今回のカラオケでも思った。
セクシーな声をしてる。そして、やっぱり上手い。
もう一生この声しか聞けませんよ、と言われても頷いてしまいそう。
彼と声が似てる、というより彼がリスぺクトしてるアーティスト(だから、彼が似せてるって意味で似てる)の曲を聞いたって、彼の声の方がいいとか思う始末。
やっぱり、好きな人の声って特別なのかな。
そういえば、別に相手に気を遣ってマイクを回したりしない彼が、いつだったか、1番を私で、2番を彼、って言って歌いだした曲を、「意外にいけたからお前が歌え」って言って通しで歌わせることとかあったな、とふと思い出す。 他にも、誰も歌いだそうとしない曲を、全力で歌ってみろ、とかいってマイク回してきたりとか。
私が彼の声を聞いていたいように、彼も私の声を聞いていたいと、そう思ってくれたんだったらいいのに。
そういえば、飲みの中でも冗談で、お前ももっと歌うか、みたいなこと言ってたなあ…。(膨れる願望)
飲みといえば。
その、カラオケの後の飲みで。
結構皆酔っぱらってきたとき、に。
友達が今好きな人がいて、その人以外は別にどうでもいい、みたいなことを話していて。
「あー、わかるー。だから私はダメなのかなー。範囲を自分から狭くしちゃうっていうか」
って私が割と本気で言ったら。
真正面にいた彼の動きが本気で止まって、私を無言の上真顔で凝視した、ので。
ちょっとびっくりした。
何と言うか、お前まだそんなこと言ってんの、みたいな。
不愉快を露骨には表現できなくて、でも怒ってるって言うか呆れてるっていうか。何とも言えない顔。
気のせい、かも知れないし。
勘違い、かも知れないけど。
もう彼の中で、私は彼のものだったらいい。
そうなっているからこその、あの表情だったらいいのに。
怖いんだけど、メールを出そうか、迷っている。
気楽に、何でもない感じの内容で。
そしてあの選曲が彼の気持ちだって、私に伝わったからこそのアクションなんだってことを、受け止めて欲しいだなんて思ってる。
全然勘違いかも、知れないけれど。
でもやっぱ勘違いするには(以下エンドレス)
2013年06月23日(日) |
その選曲は勘違いしますがいいですか? |
そんな気分。(いきなり何が)
いえね、実はね、前回会った時のズレが気になって。
私、表向きは割と心を開いたらやたらテンション高いんですが、根柢の考えっていうか価値観が凄い、notプラス思考なんです。
あまりにあんまり過ぎて、それは元彼にも絶対言えなかったし、このさらけ出し全開の日記ですら、その部分は出さないようにしています。
今のところこういう価値観に共感してくれるのは、旦那と、大学の友人の一部だけで。
今の、私が好きな人は、凄いやさぐれてるんですけど行動とか超活発だし、ワールドカ○プとかに熱くなってるし、ドラマとかもよく見てるし、育てられた環境で、冷めた目で世の中を見ながらも、基本熱い人なのだと思うのです。
私は、それらに興味ない、って言ってしまうから。
もしかしたら、人生を全力で楽しもうとしている彼に、つまらない思いをさせるんじゃないか。それが不安で。
と言うのが表向きの理由で、裏向きは、そんな私を見て彼が幻滅したり、嫌になったりするんじゃないかっていうのが不安で。
その不安に気付いた時、もしかしてこれが私が離婚に踏み切れない理由かも、という考えが頭に降って湧きまして。
ここを信じられたら、きっと旦那と別れ彼と万が一付き合えて、その後彼とも別れることになっても、旦那と離婚したことを後悔しない、気がしました。
だけどこの点だけがひっかかってて、どうしても怖いのかなと。
そんな気がしてきました。(←自分のことなのに曖昧)
んで、それを書いたメールを、送ってみました。
あなたに嫌な思いをさせるんじゃないか、それが嫌だ、と。
でも、聞いてくれるだけでいいとも書いたので、返信くるかな、と思いつつも何もありませんでした。
だけど、そのメールを送った1週間後には、仲間でカラオケをすることになっていて。
彼も、来る予定で。
その、カラオケでですね。
そばにいて欲しいだの君を離さないだのって歌詞が微妙に入っている曲を何曲も何曲も歌われると、最初は気のせいって思っていてもどうしても意識してしまうというか。
これがあのメールの答えなの? 受け入れてくれるの?
って思ったけど何も聞けませんでした。
あの選曲は、ずるいだろ…。
それでもやっぱり確信が持てなくて、今日も何も自分からアクションを起こせずにいます。
怖い、のです。
2013年06月14日(金) |
引いたら押してくる。 |
不思議なもので、そう思ってから。
彼から返信が無いのも、気にしながらも気にしなくなった。
そして、彼からの数日ぶりの返信に。
また後で返そう、って思って忘れてて、あ、返さなきゃ、なんて思っては忘れる。
今までの、彼でいっぱいの頭から、ちょっとずつ脱却できてるみたい。
元彼に振られて、自棄になりたいの、って私が泣きついて始まった、あの時から、もうすぐ1年半。
気付いたら、元彼との期間よりも長い。
頻度は全然だし、お互いを好きだって言い合うこともないのだけれど。
でもちょっとずつちょっとずつ、近付いていっている気は、する。
彼がそれで快適なら、引越してほしいとも思わないし、彼女と別れて欲しいとも思わない。
ただ一緒に居られるときは、その時間を思い切り楽しむんだ。 そう、決めたし、そう思えるようになった。
だから、定例の彼と私ともう一人の子の3人で遊ぶ会の日程だって、無理しないでね、なんて言えた。
まあぶっちゃけ返信が来たのは、彼の返信がずっと来なかったのでもう一人の子から催促してもらった、のだけれど。
その日は都合ついたって。そう、言われて。
その後二人で会えるかな、でも期待しないでおこう、なんて思う。
あなたが幸せだと、私も嬉しい。
これって、私の人生において、嬉しさが2倍、お得だ。
2013年06月09日(日) |
どっちでもいい、という選択肢。 |
一度遊んだことのある、年上の男性。 その遊んだ時には、ちょっとだけみられる自己中な感じに、やっぱり彼がいいとか思ってしまう結果だったのだけれど。
最近実は、バツイチで子持ちだった、とカミングアウトを受けた。
そこからついに、私も自分の話をして。
「旦那にレスが嫌だから別れたいって言ったらそんなことで別れるのは納得いかないって言われた」
と言ったら、
「そんなこと!? それが一番ってぐらい大事なことじゃん。それをそんなことって言う時点で合ってないじゃん」
と言って貰えて、それだけで救われた気になった。
「だって、レスって離婚事由(『婚姻を継続しがたい重大な事由』)になるでしょ。(これを知っている人って意外に少ない気が) 夫婦関係は破綻してる、って見られる訳で」
「そうなんです。でも、愛人でも何でも作ったらいいから、別れるのは嫌だって話で。で、全く逆のタイプの人に惹かれてて、多分好きなんですけど、多分て言うのはその反動かも知れなくて自分でもそれが分からなくて、でもそれなりに真剣に好きって思って、でも相手は結婚したくない人なんです」
「あー…。男がそう言うってことは、女と違って「ここまではいいけど、ここからは入ってくるな」ってことだから、それは彼の防衛反応だろうね。本音だと思うよ。
いいじゃん、旦那にも宙ぶらりん、彼にも宙ぶらりんにされてるなら、本命は彼ってしつつ、他の男を探していけば。男はその2人じゃないよ」
「え…。だってそれって、ずるいっていうか」
「え、だって旦那はいいって言ってるんでしょ。世間的にはあれかもしれないけど、本人がいいっていうんだから。彼もちゃんとした約束はしない訳だし。
旦那と続けつつ他の人を探してもいいし、きっぱり別れてから探したいならそれでもいいんじゃない。どっちでもいいよ」
「え」
この、どっちでもいい、という選択肢が私には全くなく。
どっちかにしなければならない、と思っていたので、本当に衝撃でした。
私の友達は、あなたが決めることだよ、と言いながらも安定している旦那の方を勧めてくれていて。
だけどこの、程良い距離感の異性からの、どっちでもいいという言葉は、本当に客観的に聞こえて、だからこそ目から鱗で。
「だけど、バツイチだからって卑屈になるのは男からみて魅力的じゃないから、独身なんだからどんどん恋愛するわよ、ぐらいになった方がいいよ」
「でも年も年だし、何か…」
「まだまだ全然いけるよ!! むしろ男としては、バツイチより連れ子の方がハードル高いと思う。ぼむちゃんは子供いないんだし、60歳になったって結婚は出来るんだから、どんどん恋愛すればいいよ」
今度はこの、女友達にはない男目線からの、「まだまだいけるよ」という言葉がもう、本当に嬉しくて。(イケメンだから余計に、かも知れませんが。(おい))
だって久々に元彼にあったら「あーあ…太って…」みたいな目をされるし実際痩せるよう示唆されるし、今の彼(三人称の意)には「中の中」と容姿を評価されるし(まあ自分から評価を聞いたのですが)胸が無いことも指摘されるしでもう、ぶっちゃけ自分は女として全然魅力ない、って思ってました。
絶対以前より太ってしまっているのに、それを知ってる人なのに、物凄く力強い「まだまだ全然いけるよ」という言葉が、本当に私に自信を持たせてくれました。
それと同時に、やっぱりどこまでも彼に依存していた自分に気付かされました。
彼しかいない、って、やっぱり、思ってしまっていました。
だからこその、執着。
それが、別に他の人も探していけばいいし、相手にしてくれる人もいるかも知れないし、と思ったら。
彼が会いたくないなら無理に旦那に会ってくれなくてもいいし、そんなことよりこの間みたいな、幸せな時間を沢山持てるようになりたいな、と思いました。
そして、それは決して強制するものじゃなくて。
どんどん私が色んな人と遊んでいって、その合間で彼の時間がある時に会えばいいや、って思えるようになりました。
ずっと、私の中には結婚したまま他の男と遊ぶ、ということに罪悪感があって。きっとそれは、世間に対するもので。
でもそれが、「どっちでもいい」という選択肢によって取り払われたことで。
そーだよな本人が本気で許可してるものに何で罪悪感持たなきゃいけないんだ、と思い。
凄く自由になりました。気持ちの上で。
いい人がいて、本当に好きだと思えば、旦那に話してまた決めればいい。
好きな人が出来たなら、その人と結婚したいなら離婚するよ、って、幸いにも言ってもらってる訳だし。
ああやっぱり、年上で異性で経験者の意見って違う…。
何より、そんなふしだらな、軽薄な、って思われるかなって、覚悟して話した話を。
自然に受け入れてもらえたことが嬉しくて。
世界が広がること、に、本当に感謝して。
そして今現在、やっぱり大事な人であることには変わりのない今の彼に、数日遅れでお礼のメールを、しようと思っているところです。
いつも長文になっちゃうんですが、重くない感謝のメールなら、きっと負担にもなりにくいかなって思って。
与えてくれた幸せに、感謝して。
他の人にも、目を向けていきます。(真剣な眼差しで)
2013年06月08日(土) |
そばにいるだけで、幸せ。 |
(前回から続いております)
彼に触れて、触れられて。
導かれて、頑張る。けれどもうまく出来ない。
ネットで読んだ知識を一生懸命思い出しながらしていたから、のめり込み度は今までより低かったかも知れない。
だけど、愛しさを伝えたくて。あなたが大切って、伝えたくて。
元彼曰くの、「以前より優しくなった」キスを沢山する。体中。
ちゃんと自分から動く、をモットーに(どんなモットーや)、頑張った結果、2つぐらい彼の弱いポイントを知る。
声とか出ない、と言っていた彼のイイ声が聞けた時点で、私の満足度はそこそこ高くなる。
と、いきなりひっくり返されて、また準備が出来ていないっていうか元々出来にくい私に、それでも他の手段を使わずに入ろうとする。
でも、私も同じ気持ちだった。
他のものは一切いらないから、痛くても、そのままきてほしかった。 (まあがっつり痛かった訳ですが…(遠い目))
「気持ちいい」と言ったら「ったりまえだ」と返される、その言葉にも慣れて。
呼吸を合わせるといい、とどこかで読んだからそうしていたら、呼吸に集中しすぎたような気はする。
「○○が大好きだもんな」と言われて、「あなたとするのが好き」って、言う。
それにしても何故か毎回淫乱みたいに言われるのが納得いきません。(余談)
終わったら、くっついて眠る。いつもより時刻が全然早くて、この時23時くらい。
この瞬間のたまらない幸せといったら。
何となくで目が覚めたら、夜中の2時とかだった。
彼は携帯をいじっていて、私はびっくりして普段の睡眠時間を聞く。
2時間くらいとか聞いて本気で私と足して2で割って欲しい、と思う。
邪魔にならない? って一応断ってから、話しかける。
他愛のない話。仲間内の集まりの話やら、何やら。
それ以外にも、彼にとっては割とプライベートな話についても、私の見解(?)を述べた。
とりえあず、彼を責めることはしないということは伝わった、はず。
彼女といて楽しくないなら、同棲している家を出ればいいのに、と言ったら、色々それはそれで面倒くさい、と返される。
「今の家、便利だもんね」「ああ」ってな会話で、この話は終了。
結局、嫌だと思っている現状を変えようとしない時点で、私達はやっぱ同類なのかしら、とかぼんやり思う。
それから、寝ようとしたら、もう一度始まる行為に。
今度はまた違うことを実践して。その分最後には思い切り声を出す、というか出る。
もっともっと上手になりたいな。
そう思いながら、終わったその後で、彼のそばでまどろむ。
「寝てろ」と言われて、「うん」という。
彼は携帯をまたいじり始めて、でも今度は全然嫌じゃない。
むしろ、そばにいられることに、幸せを感じている。
彼の空間に、存在できることに。
あー、幸せだなあ、って思って。
そのまま、眠りにつく。
彼もいつのまにか、寝ていたようで。
念のためにかけておいたアラームで二人とも起きる。
お前はまだ寝てろ、と言われて。
ただ、この、寝てろは。
実はある事情で仕事を早退した私に、ちゃんと今日は仕事行け、という意味で。
私は本当は、分かって欲しかった。
だけど彼は彼の事情で、私の状況が理解出来ないことも分かった。
ついその事情を言ってしまった私がいけないのだけれど。
全てを受け入れてくれる、という幻想が崩れて、また嫌われるんじゃないかって、ちょっと心配になる。
だけど、これも私の一部で。
それを受け入れられないとしても、それで私との関係を切ってしまう人ではないと、それは信じられるようになっているから。
そして、それで崩れてしまう関係ならそれまでだしと、冷静に考えられるようになっているから。
彼の意に反する行動を結局は、とった。それはもう、言わないけれど。
だけどこの、そばにいるだけで幸せって、はっきり感じるのは実は初めてで。
少しだけセピア色になったその昔、ふられた元彼に「今の彼女とは一緒にテレビ見てるだけでも楽しい」とか言われて 絶 望 したことがあった。(大袈裟)
だけど。
テレビなんて見なくても、彼がこっちを向いていなくても、少しだけ彼の身体の一部(手でも足でもどこでも)に触れられて、一緒にいられるだけで、こんなに幸せなんて。
なんてお得。(違)
これが噂のそばにいるだけで幸せってやつか、って思いながら、それが実感できた自分、相手が携帯をいじっていても全然嫌じゃない自分に何よりびっくりした。
彼を見送ってから、でもちょっとだけ残る違和感に、辛さを感じる。
分かって貰えず、責められたこと。
どうしてもズレがあって、それは隠さなきゃいけないのかな、そしたら結局、90%の出力を80%ぐらいにまで落とさなきゃいけないな、そんなことを考えて。
他にも、旦那にも会う、と言っていたのを確認したら。
会っても話すことないじゃん、と言われて。
確かに…と思う。
そして、子供が出来たらどうするって聞いて。
最初は、相談してもいいって話だったのだけど、最後には「結果だけ教えて。おろしたか、産んだか」とか酷い話になっていた。
でもこの人はこういう人だ。
私の期待はいつも空振りして、その度にああ期待し過ぎなくて良かった、って思ってしまう。
だけど、それはきっと、私の依存を感じとったからこその彼の防衛反応で。
段々及び腰になっていく発言が、私がそうさせているって頭では分かるんだけど、感情では認めたくない。
期待したい。依存したい。きっと、本音なんてこんな所で。
目つきがきつくなった、とその翌日会った知人に指摘された。
太った、とも。
でもそんな自分の変化は、自分への自信をなくす方に働き、目つきの話は、「きっと自立しだしたからだ」と良い方向へ思おうとしていた。
そんな、矢先に。
ひょんなことからした相談が、またきっと、私の人生を変えた。
2013年06月06日(木) |
勘違い is over. |
英語全然ダメな私ですが、タイトルは勘違いは終わった、という感じでお読みくだされば幸いです。(なら最初から日本語で書けや)
んー。結論から言って、私の勘違いだった、ようです。
勘違い、だったようです(喜)。
でもこれって私が彼の呟き読んでることバラし損な気が…。(その前に自棄メール送ったことを謝れ)
以下長いダイジェストでお送り致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とりあえず、彼が来ることになっていた日。彼の好きだと言ってた(というかそれ以外食べない)料理だけは練習してて、それを作って。
18時頃、「そういえば今日行くっていってたよな!? どうしたい?」と謎のメール。
どうしたいも何もオマエが来る前提で準備してるんですが。
と思いつつ、待ってる、と返信。
なんだかんだで、彼が来たのが20時過ぎ。
そこからまた、他愛のない話をして。料理は、美味いじゃん、と一言だけ誉められて。でもそれで十分で。
食べている最中に、携帯をいじる彼。
私といてもつまんないのかな、とちょっとだけ不安になる。
けど、重さを出さないように、と、私も自分の携帯を見るともなく見たりする。
二人でお酒を飲んでいて、やっぱり私はちょっと酔うとくっつきたくなって、彼に「くっついていい?」と聞く。
「いいよ」と言われて、そばに行って。
「怒ってる?」と聞いたら、「何を。何も怒ることなんてないだろ」と返してくれた。
言わなきゃ、と思って、カーペットに座っている彼の腰に抱きつく感じで、顔も上げられずに、ぽつぽつ話した。
「あのね、勿論なんだけど、あなたのせいじゃ、ないの。私が、自分に、自信が無いから、かもなんだけど…。あのね、私も、呟き、見てるの。(ここでちょい彼に動揺走った様子)で、最近は人のところにいってまとめて見てるから…そしたら、どいつもこいつもウザいとか、プライベートがない、とあって、ちょうど私が家のこと頼んだときだったから、私のことかなって…」
そう、言ったら。
「全っ然違うわ、バカ」
と。
何度か、そう言われたので、
「良かった…」
と私はちょっと涙目に。
ごめんね、ともう一度だけ謝って。
それから。
自然と動く私の指が、彼の脇腹をうっすら撫でる。
それに触発されたかのように、動く彼の手が、私の腰を撫でて。
キスも、しないように気をつけよう、なんて思っていたのに。
毎回、顔が近付くと、あ、無理。って思う。
愛しくて、愛しくて、身体に触れたい。
そして、珍しく、朝じゃなくて夜にはじまった。(っていうか、今までで初の快挙(?)なんじゃないだろうか…)
(続きます)
(全然ダイジェストじゃないし)
2013年06月03日(月) |
はいコレ積んだ、からの。 |
彼(三人称の意です、勿論)とは会えないけど、まあそれなりに楽しくやろう、と気持ちを切り替えようと頑張りながらの日々でした。
ふと見てしまった某呟くサイトから、それは始まったのです。(まだ見ているのか、と思ったあなた、それは私の性格をご存知でしたら今更のさらでございます…)
皆ウザいとか、自分の時間が無いとかそんな彼の台詞を見てしまって。(見てしまったというか、まあ見たくて見たのですがね。あ、この人人間性決して良い訳ではないのでこういう毒吐きは今に始まったことではないのです。←まずそんな男でいいのか見直せ。)
それが丁度、私が彼を、家で手伝ってほしいことがあるからと、いつが暇か聞いた時とタイミングが一緒で。
この台詞などなどを、私や他の女が俺のプライベートな時間を欲しがってくるからウザい、と脳内解釈した私は。
そんなん思われるぐらいならお前の時間など1秒たりともいらんわ、と怒り。
それから、悲しくなりました。
嫌になったら、冷めたら教えてね、って言ったけど。
こうやって裏で、愚痴られてしまうぐらいのもんだったのかな。
大好きで、心の奥の、芯の部分で繋がってるって、思っていたのは私だけだったのかな。
実は、同じようなことが前に一度、ありました。
これはかなりリアルタイムだったので、間違いない、筈。
私が悪かったのだけど、めんどくせーなぁー…と呟かれた記憶もそれと一緒にまだまだ鮮明で、でもこのめんどくせーなぁー…にはまだ愛があったから私も見逃して(意味不明な上から目線)た訳ですが、この呟きにはそんな愛を感じませんでした。
私との時間を、プライベートが削られる、みたいに思ってたのかよって、事。
それが特に、辛くて。
特に、彼が家に来た時やそれ以外の時から、「あーこの人、断るのも苦手なんだなー」って思っていたので、きっとそれが裏で出たんだ、と私の中では断定されていきました。
怒りのあまり、喧嘩腰のメールを書き始めて。
そこでふっと、思いました。
違う。自分の感情は、自己責任。
そして、ありのままの彼を愛す、と決めたのは私。
それならば、本当は嫌だったのに、無理をして私に付き合ってくれていたのなら。
彼の、無理を、見抜けなかった私の責任だ。
ううん、本当は、気付きたくなかったのかも知れない。
メールのレスポンスがどんどん簡潔になっていっているのに長文送ったり、そんなことしてるからだ。
見ないふり、してた。
彼の気持ちが離れていっているって、ちょっと食傷気味になってるって、そんなことより自分の会いたいって気持ちを優先させてた。
断るの、苦手な人なのに。
それを見ないふりしたんだから、私の、自己責任だ。
そんなことを、思って。
何故かけんか腰のメールの割に、最後が「迷惑だって、気付けなくてごめんね」で終わりました。
そんなメールを送りつけて、私はどん底にいました。
旦那も、彼も、なくなっちゃったなあ、ってそんなことを考えていました。
しかし。
人間とはげに恐ろしきもので(人間に責任転嫁)、そしたらなんと、私、旦那と別れない、という選択肢がすっとまた自分の中に入ってきたのです。
別れたい、が最終結論ではありませんでした。
自分の欲望のまま、望むままをさらけだしてしまうと。
彼と付き合いたいから別れたい、が真実でした。
それに、この時気付いてしまいました。
そんな理由はダメなんだ、ってずっと自分に禁止してきたことも、同時に気付きました。
男に左右されるんじゃなくて、自分の気持ちとして、考えなきゃだめだって。
カウンセラーの先生にも、言われたことでした。
彼との関係がどうなるにしても、ご主人との関係をどうしたいですか、と。 ご主人との関係がどうなるにしても、彼との関係をどうしたいですか、と。
切り離して、考えているつもりでした。
だけど、無理に切り離さなくていいんじゃね? とついにこの時開眼したのです。(邪悪な方に)
だってやっぱり他の男とか多少見たけど、うちの旦那以上に私と合う人なんていないし。
いや、広い世の中他にもいるのかも知れないけど、それはもう出会ってから考えればいいし。
旦那は言いました。「その人と結婚するの? それなら仕方ないから、別れる」と。
それそのまま、「その人と付き合いたいの?」に変えて貰えば、同じことなのです。
だって相手は、同じフィールドにいることを要求してきたのですから(何か遠い昔のように感じるって言うか、今もそう思ってるかどうか定かでないですが。いや主に私への気持ちの問題で)。
私が、相手と、向き合いたいから、別れたい、というのが本当の本音でした。
だけど、向き合う必要すらなくなったのなら、別に別れる理由が無いと。
そう、すんなり思ってしまったのです。
ろ、ろくでもない…。
これ明らかにキープ発言ですよね…。
自分でもそういう気がして嫌になるから、ずっとそうじゃないって、その可能性は浮かび上がる度に沈めてきた部分がありました。
だけど。
旦那が、自分の人生でも凄く凄く大切な人に変わりはなくて。
でも、そんな大切な人を傷つけてまでも、欲しいものができた。
だから旦那にごめんなさいっていうのの、どこが悪いの?
と、思う様になりました。
それはきっと、それなら仕方ないねって、私の幸せのことを一番に考えてくれた、旦那がいるから思えたことで。
そして、全然確認はとってないし嫌だっていうかも知れないけれど、何度も言いますがそんな旦那を大事にする私ごと、受け止めてくれるような気がするのが、彼なわけで。
都合がいいけど、でもそういう私でいいって旦那が言ってくれるなら、やっぱ続けよう。そう、心の中で思いました。(まさに邪悪)
物凄く落ち込んでいるけれど、どこか冷静な状態のまま。
一度だけ、メールを送った翌日の夜に、会いたいってすがってみようか、と一瞬思いました。
でも、待とう、と思いました。
私は、怒ったし悲しかったからメールを送った訳で。
これを、何言ってるんだこいつ、とスルーするのも、何か誤解があるならそれを聞こう、と向き合うのも、彼の自由な訳で。
待とう、というより、放っておこう、みたいな感覚の方が近いかも知れません。
賽は投げられた、という心境。
もう、いいや、と手放した感覚。
そんな状態のまま、翌日の彼の呟きが。
かなり荒れていた挙句に今の彼女の愚痴とか言ってた、のを。 (すみません本当ろくでもないもの同士の話で)
私の送ったメールのせい? いやいやそんな、彼に影響を与えるほどのものじゃない筈。
なんて否定して。
もう積んだな、みたいな、ちーん、みたいな感覚でいた、メールを送ってからの翌々日。
お昼休み終了10分前に、けたたましく携帯が連続で震えだしました。
何事か、と思って見たら、彼で。
最初に、何のことはない挨拶、からの、
「それはともかく、昨日の夜、空いてるか?!」
という謎の文言。
その次のメールに、私のメール丸々引用して、「って、何だこの文章! 意味分からんわ!!!」と。
いや、昨日の夜とかお前の方が意味分からんし、と呆然としていると、別件の返事がもう一通。
計3通、届きまして。
ちょっと思考停止したまま、とりあえず仕事に戻り。
しばらく仕事に集中していたのですが、帰る時間が近付くにつれ、彼への返信やら、そもそもあのメールはどういうことなのか、で頭が占拠されていき。
(以下脳内自問自答)
え、っていうかこれは、私に向き合ってくれたってことでいいんですかね?
意味分からんってことは、私に向けたものじゃなかったってことですかね?
でも依然としてそういう可能性もあるよね?
今まで自分に都合のいい妄想しては、現実(彼)に打ちのめされてきたもんね?
え、でもこれ逆に私の本当に勘違いなら、私が彼を信じてないって話になったりしないですかね?
でも何かよくわかんないけど嫌われてはないらしいってことでそれぐらいは思っちゃっていいですかね?
でもそんなの思ってて嫌われてた時が怖くて会いたいけど会うのが嫌、みたいな心境なんですけど?
逆になってね?
でもやっぱ会えるのは嬉しいから若干うきうきしちゃってるよね?
だってとりあえずどうでもいい訳じゃない、っていうのは何となく伝わるし。何なら予測変換間違うぐらい向こうも焦って打った(ただ単に時間が無かったのかもだけど)訳だし?
でも意味分からんって言われたけど段々自分でも意味分からなくなってきたよ…?
(以上脳内自問自答)
そんな状態の中、何とか普通に「話していいなら説明するよ」的なメールを返したら。
「申し訳ないが行くの木曜に変更で! てか、ちゃんと言わないとさっぱり分からんから!」
と、返信がきた。
うむ。
冷たく、ない。←だから温度をはかるなと。
というか、また妄想なのだけど、彼の方は彼の方で安心してる、ような顔が見える気がしました。
いや分からんからって怒られてる訳ですが。
でもこれ、理由を説明するともっと怒られる…のでしょうか。
願望としては怒られたい。誤解だボケって、言われたい。
ちゃんと怒られるから、彼を信じていなかった私を、許して欲しい。(だって奴にも前科がごほごほ)
まあその前に、
そのきっかけとなった呟きって言うのが半月前のものであるという、それを、彼の発言をストーカーチックに遡っておっかけてたときに発見したっていう部分で、逆に冷めたりされそうで怖いですが。
正直に言おうって思ってましたが、やっぱりこんなストーカー告白できません! オブラートに包んで白状しよう! 時間の猶予もできたことだし!
でもね、結局、今回のことで気付いてしまったんです。
真偽はともかく、裏でウザいとか言われた、とそういう風に自分が思った時に。
最初に出たのは怒り、でしたが。
その次に来たのは、悲しさでした。
ただただ、悲しかった。
前みたいに、もうお前なんて知るか、なんて自棄にもならず。
他の人を探したいとも思わず。
悲しくて。でも、きっとこれからも好きで。届かない片思いなんだな、っていうのを、意識としては思っていないけれど、感覚として、身体のどこかで感じていて。
そして、悲しい、ってことは、あー私彼を愛してるんだな、って思いました。
期待をしないのが、愛だから。
愛ならば裏切られた時に、ひどいとか相手をなじるより、悲しいって感情になるらしい、とどこかで読んだので。
それに準じるなら、これは愛だなと。
愛に破れた感覚で、ぼうっとして。
それでも自分で乗り越えよう、って何となく思って。
いた矢先のメール。
あれ、これって、「来るもの拒まず、去る者追わず」の彼が、おっかけてるのかな? って、ちょっとだけ頭をよぎりました。
自分から追いかけたのは彼女だけだ、っていう、交際期間の長かった、今でも好きだっていう元カノさんに、少しでも近づけたのかなって。
でも妄想だなって、またそんな考えは振り払って。
決戦は、木曜日。 (勝てる気がしません)
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