白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2004年05月27日(木) 核医学検査

 2月に狭心症の疑いありと診断された心臓病の最終診断がなかなか下らない。きのうは核医学検査というのを受けた。アイソトープを心臓に送り込みそこから放射される物質を画像に読み取るという仕組み。核負荷心筋血流検査というのが正式な名称。1割負担で8千円も取られた。もうこんな年でこれほど検査しなくてもと思うけれど先端医学の恩恵を受けられることは幸せというべきか。



2004年05月24日(月) ことわざ辞典

【盗人たけだけしい】他人の持ち物を盗んだくせに、居直ってずうずうしく振舞うこと。拉致しておきながら相手を呼びつけて傲慢な態度で接すること。
【盗人に追い銭】損の上に損を重ねること。拉致した本人に被害者がコメやクスリを与えてご機嫌をうかがうこと。
【盗人に三分の理】盗みにもそれなりの理由があること。日本もかって強制連行で何百万もの同胞を拉致したではないかとヘリクツをつけること。



2004年05月08日(土) 出処進退

 恥ずかしくもないのか菅代表、夜のニュースショーに出演し辞任せざるの弁をあれこれ弁解していたが古館伊知郎の報道ステーションはさながら辞任勧告の様相を呈した。コメンテーターの矢野恂也からは「このままでは民主党は集団自殺だ」とまで言われたが菅さん地位と権力を捨てきれる心境にはならなかった。男にとって出処進退とはむつかしいものだ。



2004年05月06日(木) 虐殺

 事情あってこの世から逃避していた半月、ひさしぶりに現世に還ったら相変わらずなまぐさいニュースばかりでうんざりだ。なかでも「イラク兵捕虜の米兵による虐待・拷問」事件には驚いた。死を直前にした兵士たちの狂気にみちた行為と解釈すれば説明がつくような気がするがかって日本軍も南京大虐殺のような事件を起こしている歴史があるだけに戦場とはこういう常軌を逸した世界になるのであろう。


 < 前頁  INDEX  次頁 >


白月 [MAIL] [HOMEPAGE]