わが町のダイエーはわが家の近くにある。カミさんはダイエーの優勝の瞬間をきょうかあすかと待ち続けていたがＭ１になってから負けが続いて優勝セールがのびのびになっているのでいささか欲求不満の体だったが今夜ようやっとのことで優勝を決めていよいよ明日待望のバーゲン。「よーし買いまくるゾ」といまからソワソワしている。
物置に使えない貰い物の食器や古くなった寝具類をしまいこんで捨てる手間を省いていたがいっぱいになって処分せざるをえなくなったのできのうの日曜日は一日がかりでゴミ処分場に持ち込むための準備に追われた。
10月1日からパソコンの廃棄が有料化されるのであわてて古いワープロや電子計算機を持ち込んだ。指定された場所に投げ捨てればいいから処分は簡単だが何年たったら土に還るのか考えるとこれでいいのかなと考えてしまう。
駅前の駐輪場に自転車を置いてバスで大型店まで行き帰ってきたら自転車が盗まれていたという悲劇に遭ったのがカミさん。「ちゃんとカギもかけておいたのに」と嘆くがあとのまつり。むかし「自転車泥棒」というイタリア映画があってデ・シーカ監督が人生の悲しさを切々と描いたが現代の自転車泥棒はカギを叩き壊して乗り逃げするという人非人である。
高い支持率の割にははかばかしくない実績の矛盾に新聞の世論調査に疑問が呈示されはしじめた。きのうのGENDAI NETが「ねつ造の疑いさえある小泉内閣支持率急上昇という奇怪な世論調査結果。一体どこにそんな証拠があるというのか。たった1000人余りの回答がなぜ「世論」なのか」と指摘すれば、埼玉大の松本正夫教授は「今は、世論調査の数字が過大に評価されすぎています。調査方法には限界があり、聞き方で結果も変わる。特に今の内閣支持率は、冷静な政策の評価ではなく，曖昧な雰囲気の現れにすぎない」(週刊文春) といっている。
再生小泉の所信表明演説の後半部分をテレビで視聴する。総裁選に圧勝して気をよくしたのが弁舌もさわやか国民に元気を出そうと呼びかけたエピローグは血管もぶち切れんばかり。中身はしかし「口先宰相」の面目躍如。耐え忍ぶばっかりで先の見えない生活では小泉さんの絶叫もしらじらしくしか聞こえない。
「彼は総連の許宗萬責任副議長と親しく北朝鮮との交渉窓口やパイフを誇示するために拉致や朝銀問題を封印し、無駄な支援を続けてきた」(屋山太郎 週刊新潮9/25号)
「彼」とは野中広務氏のこと。拉致被害者家族に冷たかった理由がわかった。
巌流島で武蔵が佐々木小次郎と果し合いをしたのは大阪冬の陣の二年前の慶長17年4月16日、「武蔵、待ちかねたぞ」という小次郎のことばで戦端を切った立会いは武蔵の木刀が小次郎の脳天を割ってわずか2分10秒で決着した。物干し竿といわれた120センチの長剣に対して武蔵は樫の櫂を削って126センチの木刀で対抗したのが勝因。しかも木刀に釘を打ち込んで強度を高め脳天をたたいた時の衝撃度は350キログラムに達していたという。以上NHKのドラマ「武蔵MUSASHI」による。
会員になっている某家電量販店から500円の値引券が送られてきた。千円以上で500円値引するというので、プリンターインク(840円)とフロッピー(220円)をレジに持っていったら587円請求された。家に帰って計算しなおしたら何回やっても613円になる。この差額のわけを店に聞こうと思ったがあまりにもセコい買い物なのでそのままにした。
下馬評では再選の声が高かったがいざ続投が決まってみるといいようのない閉塞感にさいなまれる。またこれから三年も「改革なくして成長なし」を念仏のように聞かされるのかと思うとやりきれない。しかもこれからは小泉船長には大小の船頭たちがいてあれやこれやと口出しをするらしいから航海がなめらかにいくかどうか。「船頭多くして舟山に登る」にならなければいいが。
今夜のＮ響定演のメインはマーラーの「巨人(Titan)」。若きマーラーの感性と叙情で自然を謳いあげた名曲を若き指揮者飯森範親が振った。Ｎ響も熱演。耳でラジオを聞きながら目ではテレビで今期最終カードの巨人阪神初戦もチラチラ見る。原監督のクビがかかっているが序盤から阪神に圧倒されて手も足もでない。マーラーが応援にならない。
おじいさんは山へ柴刈りに行きましたは日本昔話だが、我が家のおじいさんは庭の芝刈りをしました。今夏5回目の芝刈り。朝露が乾くのを待ってまず電動カッターでサッカー場のようにまっすぐ筋目がつくように刈って行き、カッターが噛まないきわぞりを芝刈りバリカンでする。それから熊手や箒で芝を集め市指定のゴミ袋に収めてゴミステーションに持っていく。またの場合はバキュームでこぼれた芝を集めたり草焼きボイラーで一気に焼いたり我が家の物置には芝刈りグッズがゴロゴロしている。
日朝会談一周年ということでテレビ各局が北朝鮮問題をドラマ仕立てにしたりドキュメンタリーで特番を組んでいる。メディアが騒げば騒ぐほど政府の弱腰がはらだたしくなって総裁選どころかと言いたくなる。週刊文春(9/18号)には日朝会談に内閣機密費から相当額の裏金が金正日にわたったとすっぱ抜いているが「やっぱりね」とうなずかせる話だ。南北会談でも韓国から500万ドルが行ったというけれど、金正日が拉致を認め謝罪までしたいうにはそれなりの工作があったと見るべきなのだろう。
世界柔道のテレビ中継は生放送とばかり思ってヤワラちゃんの六連覇の瞬間を待っていたがもしかしてと思ってインターネットのスポーツ紙サイトを開いたら8時45分の段階で記録達成の速報が出ていたので薄氷を踏むような試合展開だったがハラハラせずに見ることができた。前人未踏の大記録達成と結婚を機会に引退かと思ったがまだ柔道家としてガンバルらしい。怪女だ。
戸外作業で一汗かいていつものように水を浴びようとしたら冷たさに飛び上がった。台風一過、さしもの残暑も峠を越えてさわやかさを覚える日曜日だった。最高気温30度、湿度35%、水温24度。我が家の小さい秋。
平成13年7月、みやざき臨海公園の完成を記念して行われたヨットレースに招待された石原知事，地元のマスコミに出張旅費の名目を聞かれて激怒、レース出場(式典参加)をすっぽかして帰京という騒ぎ起こした。田舎記者にバカにされたというのが彼の怒りの原因。一事が万事、石原知事の発言行動はこのような直情径行型。ヒトラーもしくは金正日タイプの独裁者と同じ。
野中弘務氏の引退するという。政界の闇将軍としてラツワンを発揮してきただけに衝撃は大きい。「政治家がこの国家のために何をするのか、そんな理念、哲学」を持って政治に携わってきたというのは引退会見のことばだが、野中さんからは拉致問題についてひとことも聞けなかったようなような気がする。地村パパが拉致被害者家族の要請運動をバカ者呼ばわりした謝罪を迫ったが野中さんはこれを無視し取り合おうとしなかった。「国民のための政治」という高邁な哲学が泣こうというものだ。
草焼きボイラーで物置の周りの雑草を焼いた後しばらくして柱のあたりから白い煙が出ているのに気づいた。「大変だぁ」と近くの水道からホースで水をかけて火(煙)を消した(つもりだった)。ところが小1時間して何気なく物置に行ったらまた煙が出ている。最初の消火が十分でなかったのだろう。あわてたが気を静めて「あわてるな、あわてるな」と言い聞かせながらまたホースで念入りに水をかけて大事を防いだ。今になってみるとあの時用もなく物置に行ったのは「物置から火が出ているよ」というお告げがあったとしか思われない。やっぱり神様っているんじゃないか知らん。
新しくできた大型ショッピングセンターの薬局に各種の体機能測定器が備え付けてあっておもしろいわよとカミさんがいうのできょう行ってみた。結果は最高血圧130mmHg、体脂肪率25%、末梢血液循環機能Bパターン(あなたの年代では高い機能)、骨密度(骨美人度)B。70という年齢にしては好成績というべきか。ただ「バランスの取れた食事と適度な運動を心がけてください」という注意が検査用紙にプリントされていた。
きょうも朝からカンカン照りで水銀柱もうなぎのぼり。昼過ぎには35度近くなって吸う空気も燃えたぎっている。たまらずクーラーをつける。真夏でさえほとんど使用しなかったのにこのところクーラーなしには過ごせない。クーラーの部屋はひとつしかないので昼食後その部屋にこもって暑さが和らぐのを待つ。クーラーはあるがテレビもラジオもないので瞑想読書にふさわしいアメニティだが惰眠をむさぼるのみだからあまり知的生活とはいえないなぁ。
物置のトタンに錆がでたので錆止めの塗装をすることにした。シンナーなどの溶剤のいらないラッカースプレーの特売品(285円)があったので10本ばかり購入したが欲しかったグレーがなく「まあいいか」とシルバーにした。塗りあがった壁はキラキラかがやく銀色になった。カミさんは「銀閣寺みたいね」とヒヤかすが物置には似合わない色だ。
金正日も金正日なら金正日におどらされる北朝鮮人も北朝鮮人だ。万景峰号のデッキに鈴なりになって大音量のスピーカーで金正日万歳の歌を合唱して拉致家族の抗議に挑発的な態度をとっている。まるで人の玄関にドロ足で踏み込んでくるような非礼きわまりない態度である。美女軍団の横暴な態度にもあきれたが世界にはこのような礼儀礼節をわきまえない野蛮な民族が存在することを怒りと憎しみをもって認識しなければならない。
東側の隣家との境は隣家が生垣を作っているので我が家はブロックを2段ほど積んでいただけだったが隣家が生垣を切り払ったのでお互いがまる見え状態になってしまりがなくなったのでブロックにアルミフェンスをはることにした。工事費を節約してDIY。支柱7本を直線と高さを寸分たがわず立てフェンスを定規を引いたようにまっすぐに取り付けるというのはプロのわざだが念をいれて工事したのでうまくいって見事なできばえ。高さ60センチ，幅12メートル。材料費セメント骨材こみで2万1千円。ご希望があれば工事費抜きで作業をお手伝いします。
気ちがいじみた残暑だ。テレビは34度と報じているが我が家の2階は36度。人間が住める環境ではない。早朝からアルミフェンスはり、トタンのさび止め塗装、庭芝刈りと3役をこなして昼食後はクーラーをかけて昼寝。夕方になって午前中の仕事の後かたづけをしたりたまったゴミを燃やしたり。暑さには熱く立ち向かうしかない。「暑うごザンショ」はおやじギャグ。
タバコやの看板娘が似合いそうな嫋々たる日本娘三人が42キロも走ったのに平気な顔をして相次いでゴールイン、日章旗に身を包んでウイニングラン。世界に向けて国威を発揚した。レース途中睡魔に襲われて一時意識を失ったが終盤の頑張りを伝えるアナウンサーの声に目を覚まされて感激的な場面を見ることができて幸いだった。
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