今日、やっと日経新聞などで新聞発表されたのである程度はこういうところでも公言しても構わないだろう。 俺は今、滋賀県に出張中である。その新聞発表された内容の仕事を会社から十数名が仰せつかっているわけだが、そのうちの一人に駆り出された、という次第。前回“特命”だの“某所”だのと言っておりましたが、ようやく俺の居場所が明らかにされたわけです。ま、93年の秋から97年の夏までの4年間、大阪に転勤になって以来の関西勤務になったちゅうことやね(急に関西弁)。 会社からは2ヶ月の期間限定長期出張、と言い渡されているが、仕事の内容からして実際はどうなるかアヤシいもんだ――と腹の底では思っている。 住まいは滋賀県大津市、歩いて1,2分で琵琶湖のほとり、というところだ。 『滋賀県』と『琵琶湖』がまともにリンクしたのはこの出張を言い渡されてから――と言ったらやはり莫迦にされるだろうか。大阪に勤務していたときも滋賀県には行ったこともなかったし、書類の中でその地名を見る程度だった。それくらいに『滋賀県』というところは認識の薄い土地であった。 俺ほどではないにしても『滋賀県』『大津市』がぱぱぱっと頭の中に描けない人のために簡単に説明しておくと、やや縦に細長い丸を描いて、それが滋賀県。その中にやや左寄りに三回りくらい小さい楕円を右30度傾けて描くとそれが琵琶湖。大津市は小さい楕円の先っちょに位置しているわけです。そこから西に約15キロ程度でJR京都駅ってんだから、やっぱりココは関西だなあと感じる。 久しぶりの“一人暮らし”に、大阪転勤時代の一人暮らしの知恵がよみがえりつつも、会社から仰せつかった仕事を全うすべく気合の入る日々である。
|