のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2002年08月14日(水)  夕刻

 夏休み、三日目。
 言ってなかったかも知れないけど、一応今週は休みを取っている。とは言っても、昨日の火曜日は仕事の打合せを入れてしまっていたので実質出勤ではあったが。

 今日は一日まったりとした時間を過ごしてしまった。特になにをするでもなく、ぼんやりとテレビを観、昼にはツマが用意してくれた素麺をすすり、高校野球を観、かなり濁った時間だけが俺の前を通り過ぎていった。めったにこんな時間の過ごし方をすることもないので、まあ折角の休みだしこういう一日もいいじゃないですか――とすっかりぺったんこになってしまったローソファに横になりながら自分に言い訳したりして。
 ツマが通っているスポーツクラブが夏休みの特別企画でビジター料金が500円で利用できる、ということらしく、ツマに「一緒に行こう」と誘われたのだが、どうも気分が乗らない。スポーツクラブで汗を流すことは嫌いではない(大阪で一人暮らしをしているときはよく通っていた)が、どうせ汗を流すなら御天道様の下でだらだらとしたたるくらいに汗を流したい、そんな気分だった。

 ということで、帝京高校が見事完封勝利をおさめたのを見届けた後、俺は久し振りに近所の公園へ繰り出した。公園内のジョギングコース1周2キロをゆっくりとジョグ&ウォーク。太陽がそろそろ西に沈もうかという時間になっていて、空気はしっかり熱気を帯びているが、時折頬をなでる風はかなり涼しげだった。
 なにせ数ヶ月振りに走るので、無理はできない。調子に乗って無理に走ると、すぐ右ひざが痛くなるんだよなあ。

 公園内には俺と同じようにジョギングやウォーキングをする人が多い。芝生の上でくつろいでいるカップルや子供連れの夫婦。ベンチで横になっているお年寄り。キャッチボールをする親子。沢山の大きな飼い犬が芝生の広場を自由に駆け回っていて、その飼主達が笑顔で彼らを見守っている。
 そんな光景を俺は心地よく眺めながら、ゆっくりとジョギングコースを走った。
 気がつくと、沢山のトンボが空を舞っていた。確実に秋は近づいている――なんて油断できないよな。まだまだ暑い日は続きそうだ。

 明日はまたまた東京ドームで巨人―ヤクルト戦を観戦しまあす。今季19試合目。


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