★★☆ 想 う ☆★★
目次|過去|未来
| 2003年12月13日(土) |
バスの中のおせっかいな奴 |
朝の通勤で、珍しく真ん中辺に座った。
しばらくすると車内もだいぶ混雑してきた。
途中で、幼稚園児の男の子とお母さんが乗り込んできた。
さっそく子供が言う。「お母さん座りたいよー。僕ここに座るー」床にしゃがみこもうとする。
「だめよ。そんなとこ座っちゃ。」
「だって座りたいんだもん。僕座りたい!座りたい!」 かなり大きな声。
お母さん、あの手この手でなだめ、話題を変え、なんとかごまかそうとしている。
子供は落ち着かない。手すりによじ登ろうとしたり、しゃがんだり飛び跳ねたり。
その都度お母さん、「ダメよ。おりこうにしていて頂戴。もうすぐ降りるんだから...」
懐かしいなぁ。わが家も一昔はこうだったよなぁと思っていると、私の後ろの席に座っていた50代後半ぐらいのおばちゃん。
お母さんとちょっと知り合いらしく挨拶を交わした後、
「僕、おばちゃんのひざの上に来る?」と一言。
子供は「うん、座りたい、座りたい」とその気になったが、そこはお母さん。
「いえいえ結構ですよ。」と返事を入れ子供に言う。
「すぐ降りるんだから、少しぐらい我慢しなくちゃね。」
するとおばちゃん、「席変わりましょうか?本当にすぐ降りるの?」
「イエ、駅まで乗るんですけどね。」とお母さん。
それを聞いたおばちゃん、「僕、おいで。おいで。おばちゃんのとこおいで!」
「うん!」と行きかける子供を抑えるお母さん。
「わがままばっか言ってるとバス降りちゃうよ。いいの?」
「バス降りるのは嫌!」と子供。
おばちゃん、「本当にいいのよ。僕、おいで!」
こんなやりとりがしばらく続く。
おいおい、おばちゃんよ。幼稚園児にもなったら我慢することもおぼえにゃいかんでしょ!
お母さんが一生懸命、頑張ってんのに勘違いするなよなー
私の頭上越しの会話なのでどうしても耳に入ってくる。
とにかく落ち着かず座りたがる子供の気をそらせ、座れない時には我慢をしなくちゃいけない、バスを降りたときに、頑張ったねと褒めてあげたい。とそう思っているお母さんの気持ちが何故わかんないの?
これ以上くどくいうなら一言いってやろうかとチラっと思ったけれど言えるわけもない。
ただ、場所的に私が席を立ってしまえば、最終的には子供は座るのだろうが、それではその子のためにならない。
「座りたい〜」を大声で連発している子供のすぐ横であえて席をたたないでいるのも、そんな気持ちががあるからで、私はわりと席を譲るタイプの人間だが、ここは絶対にゆずってはいけないと自信を持って座っていたのだが、なんとなくこれでいいのかな?と思ってしまった。
|