はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2011年09月20日(火) 雨に打たれても

お祭りが終わりましたね。
雨の中
よさ恋ソーランを披露した年長さん。

感動しました。

保護者の皆様にも
「いつ抜けてもいいです。
こんな雨のなかです。
子どもを一番に考えてください」とお伝えしていましたが、
体調が悪かった方を除き
大抵の方が
最後まで参加されました。

 いや、子ども達の
あの様子をみて
途中でやめさせることができなかったのかな。

 それでも
体調管理をしっかりしてくださり
お休みせずに多くのお子さんが
今日も元気な顔を見せてくれました。

ありがとうございました。

私はといえば
年長さんを横目にみながら
風船をせっせと作っては
配っていました。

雨の中でしたが
結構な数のお客様がいて
用意した風船も
ドンドンなくなりました。

 帰ってきてから
ぬれた物を拭き拭き
先生たちと反省会。

 それぞれに子どものがんばりと
自分達がよりよく行動できるにはと
反省もありました。

 その中で、主任が
「子ども達のがんばりをみて
先生たちも、雨の中
笑顔でいられたことが
とても印象的でした。
動いて外れてしまう、子ども達のレインコートの帽子を
目に留めてかぶせていたことも、
いつも以上に
子ども達の様子を見ながら
動いてくれたことに
感謝します。よくやったね」

 
保護者の方から見たら
まだまだの先生たちですが
それでも、子どもと一緒に
少しずつ成長しているのだと
私も嬉しくなりました。

 今日からは、3日間
マーチングの仕上げです。
といっても、衣装を合わせたり
細かいところの色々で
なかなか思うように進みませんが
くいのないよう
子ども達とともに
やりきりたいと思います。

 応援してください。

 
 今日の子どもの話。

 虎舞を見に行くとき
沢山の栗をポケットにつめていたA君。
「栗、どうするの?」と聞くと
「虎舞の口にいれるんだよ。ありがとうって」
なるほどね。といったら

「でもさ、口の中から手が出てきて
『いらない』って言われたら、どうしよう・・!」

A君の、なんとも言えずユニークな感性に
先生たち一同、思わず笑いが出ました。
本人も、虎舞の口から手が出た様子を浮かべて
大笑い。

 子どもの感性は、大人にも周りにも
沢山の「スマイル」を作り出してくれます。
A君のようなお子さんがいることで
きっと沢山の幸せと笑いが
家族の中でも生まれているんだろうな。

 その子のよさ、って
こんなところにあるんだと思います。

よさは時にやりすぎると
短所に見えるときもあるでしょう。
表裏一体なら
良いほうを沢山認めてあげたいですね。

 あなたのお子さんのよさは
なんですか?

 うちの子は・・・

もう、今日は仕事を納めて
大事なわが子の元へ帰ろう!

副園長 松橋でした。

 


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