だだの日記
2006年08月15日(火) |
南アルプス最深部を駆け抜けろ! pt5 |
最終日。 名残惜しいが山を下りる日だ。
帰りのバスの本数があまりなく、 中途半端に待ち時間があるのもイヤだったので、 早めに出発。たぶん5時前後。 4時間20分の行程で余裕のはずだったが、 昨日からの膝の痛みがピークで思うように歩けず。
途中で抜いていった人が「テーピングしましょうか」と 言ってくれたのがうれしかった。 困っている人を助けようという親切心と、 困っている人を助けられる知識や経験を、 見習いたいと思った。 使う使わないを別にして、次回からはテーピング必携やね。
結局、あと数時間だからと断ってしまったのだが、 傷みがさらにひどくなり、木を杖にしながらとぼとぼ歩いて なんとか登山口まで辿り着いた。
あとで下山の記念写真を撮ろうと思っていたけど、 予定よりバスが早く通りがかったので撮れずじまい。 聞けば、お盆なので増発してるのだとか。
いったん椹島に戻り、朝から生ビールで乾杯した後に、バスに乗り込む。 かなりの人数がバス待ちしていて、ゆっくり下山してたら 相当遅い時間まで待たされたっぽい。 バスを待ってる人たちの中には、山歩き中に見かけた人もちらほらいて 勝手に親近感を持つ。
さて、後は帰宅するだけなのだが、時間に余裕があり、 行きと同じルートを行くのもおもしろみに欠けると思ったので、 井川駅で一人だけ下車し、大井川鉄道に乗り換える。 井川線はひたすら山中と渓谷沿いを走る、まさに観光鉄道。 吊り橋を渡る鹿の親子を間近に眺められたりして意外と楽しい。 大井川本線は映画「少年時代」のロケ地にもなっていて、 昭和の田園をイメージさせる風景が目の前に広がりノスタルジック! ダイヤの関係でSLに乗れなかったのが残念。
列車が終点に近づくにつれて日常に戻るのが寂しかった。
そして、掛川駅前の和民でがっつり飲み食いした後 (一人の場合、料理は単品3皿で限界)、 新幹線で帰宅
生ビール ¥600 バス(畑薙ダム→井川駅)¥1500 トマトとトウモロコシ ¥350 山菜天ぷらそば ¥750 大井川鉄道(井川→金谷)¥3090 JR(金谷→新大阪) ¥9760 地下鉄(新大阪→自宅) ¥270
<今回の総括> ・静岡駅からバスで4、5時間。こんな山奥を4日間歩き続けたのに ずっと静岡市葵区だった。 静岡市どれだけ広いねん!と突っ込まずにはいられない。 しかも、合併で広くなったわけじゃないし。 ・山ではなぜかご飯がうまく炊けない。 しかも、ボンカレーとかおかずは安物。 ご飯を食べる時のワクワク感がまったくなく、 まずいご飯を食べるのがストレスだった。 次からはアルファ米を使い、その分おかずを充実させようかと本格的に検討。 山でもちゃんとしたものを調理するカップルや夫婦がうらやましかった。 ・iPodは電池での充電ができないのでアウトドアに不向き。 せっかく軽量なのに。
<荷物一覧> テント、シュラフ、銀マット カッパ、服(Tシャツ×2、長袖Tシャツ×1、 長ズボン×1、短パン×1、下着×3、靴下×3、 タオル×3、帽子、軍手) ガス、コンロ、食料、お菓子(ガーナチョコ、ヨーグレット、 オールレーズン、チョコチップスナックパン、キャラメル) 薬、2lペットボトル、ヘッドライト、アーミーナイフ、本 iPod、マップ、カメラ、トイレットペーパー、ゴミ袋
※歩き中はロンTと長ズボンがベスト。 半袖とか短パンはほぼ下界用
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