だだ争論

だだの日記

2006年08月14日(月) 南アルプス最深部を駆け抜けろ! pt4

5時30分出発。
聖岳を目指す。

今日も天気がよく、
休憩した兎岳では北&中央アルプスが望めた。
特に、北アルプスの方は、けっこう距離があるにも関わらず
まさに壁のように聳え立っていた。
そして、別の方向に目を向ければしらびそ峠&ハイランドしらびそが見えた。
GWに目指そうと決意した場所に今こうして立ち、
逆側からそこを見ているというのは感無量以外の何ものでもない。

ちなみに、この兎岳からは 聖岳が崖のように見えた。
しかも、登るためにはいったん下らなくてはいけない。
ちょっと気持ちが萎えて腰が重かった。

それでも、なんとか完登。
今回3つ目の百名山。そして日本最南の3000m峰だ。
このあたりから膝の痛みが気になりだし、
下りで負担がかからないように慎重に歩く。

13時45分、聖平小屋到着

キャンプ代を払おうと受付を待っていると
最初にお茶と手作りクッキーのおもてなし。
山小屋で初めての経験だったので、そういった配慮がうれしかった
(ちなみに、聖平小屋は東海フォレストの管轄ではない)

僕がテントを張っていると、
すぐ横の人が、テントを張ったままどこかに出発するところだった。
戻ってきた時に尋ねたら聖岳まで往復してきたとか。
いくら身軽とはいえ、すごいね。

この日くらいからキャンプ場でビールを飲むのが当たり前になってきた。
とりあえず暇だし、出費が全然ないので多少高くてもいいかなと思えてくる。
しかも周りの人、ほとんど中高年なのだが、のビール率が圧倒的に高し!
まぁ、需要があるから供給があるわけで、
こういった中高年の方々のおかげで、
登山業界が支えられているんだなとしみじみ感じた。
山登り人口が増えることで、ルートも整備されモノも安くなり、
結果的に若者も恩恵を受けることに。
お金持ってる中高年をうらやましく思いながら、感謝。

で、ビールを飲んで、音楽を聴いて、
本を読んでと贅沢な時間を過ごしているうちに、一日が終了。

キャンプ場 ¥500
缶ビール ¥600


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