★ 夏海の日記 ★
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2001年11月17日(土) |
欲しいのは、こんな存在! |
例の如く、うちの取ってる新聞に、こんな記事があったので、お知らせ&感想を書きます。今回のテーマは、『コーチング』です。(例によって、私が注目した言葉は、太字になっています)
<< 以下文章です >>
【 広がる『コーチング』の活用 】
保険会社の鈴木安子さん(40)は、四年前からコーチを受けている。当時、会社で新人研修を任される一方、三歳の娘の子育てに追われていた。 朝、自転車で子供を保育園まで送り、電車で1時間の勤務先へ。帰宅は夜の九時か十時。家事をこなし寝るのは深夜。体調を崩し、子育ても仕事もうまくいかなくなった。コーチングを知ったのはそんな時だった。 コーチとは、一週間に一回三十分間、電話でやり取りする。その中で鈴木さんは「私には時間がないんです」と何度も口にしていた。「まず時間を作ること」。コーチに後押しされ、思いきって上司に実情を話してみた。その結果、週二日は午後七時に帰宅できるようになった。 「早く帰りたいなんて、上司に言ってはいけないと思いこんでいた」と鈴木さん。翌年には、希望通り自宅近くの支社に配属され、仕事も子育てもうまくいくようになった。鈴木さんは、「コーチとの会話で、自分がどうしたいのか、そのために何をすればいいかがはっきりした」と振り返る。
× × × ×
主婦の嘉悦みどりさん(36)は、今年六月から、コーチを受け始めた。小学一年生の長男(7)に聴覚障害があり、学校のことで悩んでいた。 最初はコーチに愚痴ばかりこぼしていた。「本当に困っていることは何」と聞かれた時、「周りの人に、もっと聴覚障害のことをわかってほしい」と気付いた。「だったら素直に助けを求めればいい」。嘉悦さんは、学校長らに願い出た。先生や周りに人達が手話を学んでくれたり、手助けしてくれたり、支援の輪が広がった。「聞いて貰うことで、自分が何をすれば良いかがわかり、行動できた」 インターネット上に「親と子のためのハートフルコミュニケーション」を開いているコーチの菅原裕子さん(48)は「悩んでいる母の声にじっと耳を傾け、本人がどうしたいか答えを引き出し、力づけ、行動を促していくのがコーチ」と説明する。「コーチ21」の中沢弘美さん(43)も「夫や家族ではない、信頼できる第三者としてコーチを持つ人が増えている」という。 コーチングを子育てなどに活用しようという試みもある。先月、東京都内で開かれたセミナーには、約20人の主婦らが参加した。講師の「バリューアップサービス」代表安村明史さん(43)から、コーチングの初歩的な技術を学んだ後、参加者がコーチ役とコーチを受ける人になって実演も行った。「子供の話にじっと耳を傾けることの大切さがよくわかった」と参加した東京都千代田区の主婦松本和子さん。 安村さんは「コーチングは、もともと人の力を引き出す技術。子供の意欲や能力を引き出す子育てなど、ビジネスだけでなくプライベートな分野にももっと活用できる」と話す。ハートフルコミュニケーションのアドレスは、http://www.heartfulcommunication.com/
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どう?どう? まさしく、私が欲しいと思っていたものだよ。 本当に私がしたいことは、何? これって、自分の中では分かってるのに、『既成概念』とか、『強迫観念』とか、始める前に「ダメだ〜」って思って諦めてるとか、始められないとかってことを、ちゃんと気付かせてくれるって人のことだよね? カウンセリングと、どう違うの??? 日本って、心のケアが遅れていて、ナイショの話とか、恥ずかしくて言えないとか、自分の内面を相談できる信頼できる第三者の存在が、絶対数として少なくない?コーチって、結局カウンセラーとも同義語じゃないの? 最初は愚痴から...って、愚痴すら上手に吐かせて貰えない。愚痴を吐くのが、弱音を吐くのが、悪いような風潮があるよね。『頑張る』とか、『耐える』とか、文句を言わないでいることが美徳みたいなのって、とっても『日本的』なことだけど、もうそろそろ 心のケア を大切にして、カウンセリングやコーチングの存在が『普通』のことになっても良いのにね。
見ている他人が分かっていて、自分だけが気付かないことって、いっぱいあるよね?それを上手に引き出してくれる存在。気付かせてくれる存在。(私には、安心させてくれる存在も必要だから、やっぱりカウンセラーになるのね)そういう存在が、いて欲しいなぁ。 田舎だから、まだ ないよなぁ〜 特殊な存在なんだよなぁ〜
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