★ 夏海の日記 ★
目次|前の日|次の日
2001年10月15日(月) |
こんな時には、病院へGO! |
病院へ行って来ました。 きっかけは、金曜日のパニック。
沖縄で潜った時に感じた『パニック』のせいで、あの頃のことを思い出してしまったの。 そして、あの嫌な感じがつきまとって、そして金曜日...。 何気なく座っているときに、急に波がやって来た。
う〜ん...どういう風に説明すれば解りやすいかなぁ...? 例えば、夫には、こう説明しました。(夫は高所恐怖症です) 高い吊り橋を歩いていて、谷底を覗き込んだ時に、後ろから誰かにドンって押された時に感じる、感じ。全身の毛穴が開いて、全身の毛が毛羽立ち、鳥肌が立つ。冷や汗が出る。体中にとっても敏感な針が生えていて、風でさえ触れると、叫びたくなる感じ。 目の前が真っ暗になって、緊張でバクバクと心臓が2倍くらいに膨らんで、手が震える。血管を流れる血液が、冷たくなって、体の中側が冷たくなっていく。
それが急にやって来たの。 そう言えば、最近『現実感』がないし、シャレにならない程の物忘れの酷さが心配では、あった。病院へ行った方が良いのかなぁって思いは、していた。
そして金曜日。あの頃の恐怖を思い出して、以前行っていた病院へ電話をしたのだけど、「再外来は、金曜日だから...」と受付の人に言われて(診察時間は終わっていた)、余計に慌てて、近所の病院へ電話を掛けた。(留守番電話でした) その病院へは一度行ったことがあるんだけど、『私の過去』を聞くだけ聞いて「紹介状を貰ってきて」とだけ言われたので、腹が立ったのと、面倒臭くて2度と行かなかった病院だったんだけど、何はともあれ金曜日までの繋ぎにと、今日電話で連絡を入れて説明したところ、「薬を渡すには、取りあえず診察を」と言われたので、診察に出掛けた。
以前(2年ほど前)のたった1度行ったきりのカルテが置いてあったのには、驚きと感謝を感じた。(これのお陰で、同じ話を繰り返ししないで済んだ) 診察で、以前この病院へ来たときには、もうお薬から離れていたこと。今はお薬を飲んでいないとこ。以前の病院へは行っていないことを伝えると、紹介状は、必要なく、これからはここで診察して貰えると言ってもらえた。(ホッ♪)
以前飲んでいたお薬を持参して行ったので、『何が 症状として きつかったのか』を知って貰うことができたらしい。お薬について説明を受け、他に症状は?と聞かれたので、物忘れがシャレにならないほど酷いことと、フルフェースのヘルメットをかぶっているような圧迫感と、ヘルメットの外で起こってるのを見ている感じ(現実感が ないこと)を説明して、お薬を処方してもらった。
今、お薬を何も飲んでいないこと。嫌な感じが常時ある訳ではないことを伝え、「症状が軽いうちに、お薬を飲んでおこうかな〜って思って」と伝えたので、 「頓服だけにする?それとも朝晩と飲む?どっちにする?」って聞かれたけど、そんなんが判るくらいなら、お医者さんいらんやん!って思いません? 結局朝晩のお薬と、緊急の頓服とを処方してもらって帰ってきました。
まずは頓服を飲んで夜まで様子をみて、晩ご飯後、夜のお薬を飲みました。 !!!!!! 頭が軽いっ!!気分が良い!目が覚めた感じがする! ヘルメットを取って、ふぁ〜って感じの開放感が ある!! なぁんだ!もっと早くお薬を貰いに行けば良かった〜。
さて、私の今回の症状に付いて、わたし的に、病院へGO!の判断材料を 1.同じことを繰り返し考える 2.現実感の喪失 → 自分のことなのに、TVでも見ているような感じ 3.食べ物に対する情熱が減少する → 食欲の変化 4.激しい肩凝り 5.睡眠が浅い → 起きている間中 寝起きのようにボーっとしている 6.表情がなくなる → 怒ってる?って聞かれたわ〜 7.パニック・不安感 8.自分が重い病気じゃないかと心配になる(もう何年も微熱が続いてるんだけど、最近やけに重い病気が原因な気がして心配になった)
さて、「軽い鬱ですねぇ〜」って診断されて、お薬を飲んで感じたことは... 鬱って、心の病気ではなくて、頭の病気なんだなぁってことです。 (詳しくは、ポケポケさんのHPの『心の薬』を参照して下さい。 http://www4.ocn.ne.jp/~ji1nol/index.htm)
急に運動をすると、筋肉痛になりますよね? 暴飲暴食をすると、胃腸をやられたりします。 体を使って疲れると、しばらくは大人しく体を休めようとしますよね? それと同じで、原因は何であれ、心に対して異常な状態が長く続くと、脳内が緊張し続けて、それがその人のMAXを越えると、普通の状態でも脳が緊張したまま元に戻らなくなる。それが、鬱だったり何かの神経症だったりするんですよ。 喉が痛くなったら『うがい』をして、風邪をこじらせないように気を付けるように、ヘンな感じ、妙な感じ、心の違和感を感じたら、酷くならないうちに、お薬を飲んで治してしまう方が、楽だと思います。
私はお薬から離れたので、本音を言うと『再発』を怖がっていましたが、風邪を引いて完治した人が、また風邪を引いたからと言って『再発した』とは言われないんだって開きなおったら(って言うか、お薬を飲んで楽になったので、楽観的になってます)、 胃液が出過ぎて胃炎になった人が、胃液を出ないお薬を飲むように、脳の何とかっていう成分の分泌を調節するお薬を飲んで、体が楽になるなら、良いかなぁ〜って、楽観的に思えるようになりました。
沖縄旅行から1週間たちました。 楽しかったけれども、考えることも多かった旅行でした。 明日から、沖縄旅行記を書くね(*^_^*)
|