‖ ひびひより日記 ‖
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2003年09月04日(木) 「獣王星」

久しぶりにマンガを読みました。
といっても定期的に読んでるには、読んでるんだけど、
雑誌とか連載とかって、イマイチ読んだという実感がわかない。
やっぱり、単行本で完結してるものを読むと読んだ気がするわ。

「獣王星」1巻めの単行本が出て、終了までに9年だ…
ながッ…3巻まで手元においてあってずっと読まずにいた私…
4、5巻を手に入れて今朝読み終えたわ…
SFよ。「OZ」よりもっと壮大な…

ネタばれです。↓

樹なつみのは、キャラが好きになってしまう。
今回、主人公のトールも人間を忘れてなくて、それでも生きる為には、人も殺しちゃうし、
でも獣王星では、生きる為にはそれが当たり前なことで…となんともはやハードな内容。
最後には、結構みんな死んでしまうし、やるせないんですけどね。
でも「希望」の言葉だけでもエンディングは、それで良かったのかも知れないけど。
結局は、生き物っていうか、そこの土地、風土に対して馴染んで行くんだな。
ってことでしょうか?
種の保存を固持するのは、人間だけなのかも…(固執するばかりに愚かな事を招いていく可能性もあるかも…)
深く考えるとちょっと恐い話になるんだけど

なんかな、主要キャラが死にすぎてちょっとな…淋しかったかも。
もっと、どんでん返しがあるかもとか思っちゃったし、
トールの生い立ちの秘密とかも、サードの生い立ちとかもね。
まして、地球がもうないっていうのも途中からわかってしまうしな…
いかん、わくわくドキドキ感を感じられなかった。
覚めてしまったのか、エンディングまで長すぎたせいか…

でも今回は、女の子のティズが1番好きなキャラかも。


清水玲子の「秘密2」も読みました。
短編もののほうがスキかも…SFものにしても。
「月の子」文庫でそろえておきながら、まだ、読みなおしてない…




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