little by little
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国立を後にして、羽田空港へ向かった。 どうしても別れ難くて、 東京駅から地元へ帰る彼に、 「無事羽田まで辿り着けるか不安だから!」と 無理やりついてきてもらった。
「一生のお願い!もう会うこともないんだからいいでしょ!?」
自分で言って、勝手に傷付いた。
「そりゃそうだけど。」
否定、してほしかった浅ましい自分に、また傷付いて。 わたしの中の矛盾は、大きくなるばかり。
もう・・・会えない。
羽田で食事をとって、お茶をして。 お土産買って、荷物を預けて。
もう会えないのに。 言いたい言葉はたくさんあるはずなのに。 なにひとつカタチにならないまま。
さよならをした。
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