いつだったかネットサーフィンをしていた時、どこのサイトさんだったかど忘れしたんでアレですが(←罰当たり☆)、ガイ班のみんなでガイ手作りのカレーを食べてるコミックに遭遇しまして。「あのネジが何の文句も言わず食ってるなら、それなりに美味しいんだろうなー」と妙に納得したのを覚えているんです。 で、自分の事を顧みて、子供の頃なんでカレーが好きだったのかな? 家でも週イチで作ってたよな、何でだ? と考えてて、今回の話が出来ました。 幼い時は母親が専業主婦してたこともあってケッコー節約ムードで、けど社会人になった時他人の家庭料理なんかを聞くと、「お金はかけられないけど手間はかける」的な料理をたくさん作ってもらってたんだな〜、と痛感しました。だから、マイト親子のところもそうだったんじゃなかろか、と。 ちなみに、国営放送でよく見てる、サラリーマンの昼飯だけに焦点を当てる番組で、たまたま先日はカレー特集でした。その中で、ものすごく熟成させたバナナ(つまり「エ■イカより愛をこめて」のジェームズ君の好物「腐りかけ」・・・?)を入れたら好評だった、てな話だったんで、今回冒頭に差し込んでみた次第。え? ウチのカレーですか? いえいえ、そこまで金、かけてませんて。(←威張れん☆) 実は今回の話、テンポが良くなくて端折ったエピソードが2つばかり。 1つは、カカシが「ダイのカレーを2回食べた」と言っているのに、「ダイとの夕食に誘われたのは1回きり」と付け加えている点。 矛盾しているようでいて、そうでもないです。カカシがダイのカレーを2度目に食べたのが、ダイの死後だった、って意味でして。ガイが冷凍保存していたものを、カカシと一緒に食べたと言うわけ。 いい加減食べないともったいないことになる、けど、自分一人ではいろんな意味でとても食べきれない。で、たまたま家を訪ねて来たカカシに付き合ってもらった、って設定。当然ガイはその際、号泣状態(T_T) エビスもゲンマも、その時は任務で里を離れてたんで、お相伴には預かれませんでした。 で、これはあくまでも蛇足ですが、カカシはその時のカレーを美味しかった、と感じてて、ガイにもきちんと伝えてます。ある程度気持ちの落ち着いたガイは、そこで妙な対抗意識を父の味に抱いて、もっと美味しいカレーを作ってやる! と奮起してるってワケ。カレー作りに凝ってる理由は、それだけじゃないですが。 でもカカシは、簡単には美味しいとは言ってあげません。だって言っちゃったら、それで終わっちゃうから。もちろん、ガイと辛さの好みが合わない、と言うのもウソじゃないです。 もう1つは、「リー君は大丈夫だねー」とカカシがラストで言ってましたが、その具体例がネジたちの間でちゃんと実践されていた、と言う点です。 書きたかったんだけど。こういう感じで。 ------------------------ ある日のこと。任務が無事終わり、木ノ葉の里に帰って来たガイ班が、まだそんなに遅い時間帯でもなく疲れてもいなかったので、揃って夕食を食べることにして。 結構混んでる居酒屋に、4人で入って夕食をとってたら、カカシの言う「口さのない奴ら」が主にリーに対しての悪口を言ってるのを、ネジが耳にして。 リーにもきちんと聞こえてるらしく(聞かせてる?)、箸の進み方が遅くなってて。 いろんな意味でカッ! となったネジが、たまたま卓上にあったリーの好物が盛られていた器をつかんで、 「リー! お前の好物だろ、遠慮なく食べろ!」 と差し出そうとしたら、実はガイも同じことをしようとしたせいで、二人で大きくもないひとつの器をつかんでリーに差し出してる、てなおかしな図になって。 そこで4人で大笑い。口さのない奴らは退散。リーの食欲も復活。 ------------------------ この話も『込み』だったから、タイトルが「みんなでごはんを食べようか」なんですよ。「みんなでカレーを食べないか」じゃなくて。今でもそのつもりなので、タイトルは変えません。 ああ、それにつけても文才のなさが恨めしい。あるいは、イラスト書けたらこの風景、表現できたのになあ。 ※後日修正あり。「みんなでごはんを食べないか」になってました(T_T)
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