竜の爺の戯言日記
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2005年05月19日(木) 肉肉と焼肉のたれ宣伝し 映画になった話は何時だ

日本人は本来肉食人種なのか、と言う疑問をまず第一に提出したいと思っているのだが、農耕人種とアメリカ人に馬鹿にされて、それから肉を食わねば、という食管制度の見直しになったという、敗戦当時の教育委員会を網羅する文部省としては敗戦の原因を日本人の食のあり方にあるとした見解で麦を主体としたパン食、そして牛肉副食制度を推し進めた。この話は、また聞きで、話してくれた人も出何処を言わないから少しは怪しいところがあるのだが、まぁ、それでも聞いてみると、人間の浅はかな行状が思い浮かぶ。とはいえ、その時の人間としては鬼畜と教えられた背高いアメリカ人が進駐してきて日本の町町を徒党を組んで闊歩するさまを目撃すれば、ソウ思い込んだとて不思議ではないと思うが・・・

米国産の牛肉輸入を再開しない日本には、制裁発動をかけるという脅しをかければ日本はころりと態度を変えるだろうと信じられていると見えて、アメリカ議会の上院にも対日決議案が出されていると言う話が聞こえたのは今年の3月半ばゴロではなかったか・・・と思うのだが、あれから2ケ月たってこの問題が改善されたのか、その後の話が聞こえなくて、竜の爺は耳が悪くなったのだろうかと思わず自問してみたりして(笑)例の、吉野家の牛丼販売停止で大騒ぎになった牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛の話だ。この感染牛が見つかってから停止されている米国産牛肉の輸入再開問題で、日本が牛肉の輸入を再開しなければ米通商代表部(USTR)が日本に対して報復の経済制裁措置をとるよう求める決議案を議会に提出しすでに下院に同趣旨の決議案が出されており、日本政府に対する政治的圧力はさらに強まりそうだという見通しを報じていたのだ、各新聞紙面は。

このアメリカの議員の発言は牛肉を売る団体をバックに議員になったのだから、当然バックになった団体の利益を守るために明確に発言し議案提案も理解できる。日本の議員のわけの分からない発言とは大違いで、ま、そのことの議論は別に日を改めるとして、この共和党の議員の見解は、日本がいつ輸入を再開するのか今後の日程についてきちんと説明してほしい。まったく見通しを持たないことにがっかりしたしているが、決議案提出したのは、畜産業が盛んな州を代表する我々は堪忍袋の緒が切れたからだ、と。さらに「米国の消費者と牧場主は米国産牛肉が安全なことをよく知っている。日本が輸入を再開しない科学的な根拠は何もなく、輸入禁止は不公正な貿易障壁であり、米国の強い反応を招くことになる」と警告していた。

ところでその後、吉野家が牛丼販売を再開したと言う話を聞いていないので、たぶんまだ決着が立っていないのだろうし、この時の共和党の議員が提出した日本経済バッシング法案がどうなったか不明で、竜の爺としてもこの春先は町内会の集まりで右往左往していたから、ろくに新聞も読まなかった情報漏れの傾向もある。気がつけば、我が家もわが家族も「牛肉」なしでずっと暮らしてきていた。(笑)

肉肉と焼肉のたれ宣伝し 映画になった話は何時だ

うーーん、もお


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