竜の爺の戯言日記
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2005年04月20日(水) 老いて尚しみじみ指を折りながら 明日は語らぬ介護の身では

そうか、もう「さつき賞」か。馬券を買わなくなってずいぶんたつし、勝ち馬券を手にしたことはあまり記憶に無いからいつも螻蛄だったのだろう(笑)という竜の爺だが、本命が1着というのは、博打として、なんとも面白くない話で、第65回さつき賞は17日、中山競馬場の芝2000メートルに3歳牡馬(ぼば)18頭が出走して行われ、断然の単勝1番人気に支持されたディープインパクト(栗東・池江泰郎厩舎=きゅうしゃ)が無傷の4連勝で3冠レース(さつき賞、ダービー、菊花賞)の第一関門を突破した。


まあ、乗り手が乗り手だから、配当が少なくても単勝馬券で武豊騎手にかけた向きにはナリタタイシン(93年)、エアシャカール(00年)に次ぐ3度目、池江調教師はノーリーズン(02年)以来2度目の優勝を喜ぶべきことなのだろうが、それよりも公営ギャンブル史上最高100円玉が1千万円の札束になったという福島競馬での1000万円馬券騒動、馬券を買っていなくても、やはりこんな話題には目が行く(笑)

 
4月9日、福島市で行われた日本中央競馬会(JRA)の福島競馬第9レースで、1〜3着を着順通りに当てる「3連単」が、日本の公営ギャンブルで初めて1千万円を超え、1014万9930円の史上最高配当になったという話だ。おおおお、知っていれば買ったものを、とは負け続けの予想屋の話。ま、予想やは決してこんな予想をしたりしない。14頭が出走した第9レースは単勝12番人気のエストレーアが優勝。2着に10番人気、3着にも9番人気の伏兵が入った。的中した3連単(12)(5)(4)の馬券は、組み合わせ2184通り中の2136番人気で全国の場外馬券売り場や電話投票で9票(900円分)しか売れていなかったというから、ま、予想やも健全な予想や家業だったりして、竜の爺の知り合いは。

ちなみに記録を見ると競馬(中央、地方)、競輪、競艇、オートレースの公営ギャンブルで、これまでの最高配当は02年8月に地方・大井競馬で記録された3連単の975万2820円。中央競馬では今年1月の倉競馬で出た405万530円(3連単)が最高。これを大きく上回った今回の記録はたぶん破られることはないだろう。そんなにうまい話は無いからだ。

郵政民政化を唱える小泉首相も反対する自民党反主流派の面々も、実際は民政化なんてどうでもいいと思っているのだろうか、今日の国会答弁を聞いていて質問する岡田民主党党首にしても答弁する小泉首相にしても核心をつかない、はぐらかす、あやふやという状態はどうにかならないものかと思ったりする。まぁこっちは老いてこれから介護保険を利用しなれければならない年齢になってしまっているからなぁ・・・と。あああ、1014万9930円。


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