竜の爺の戯言日記
DiaryINDEXpastwill


2005年04月07日(木) 騒ぐほど関わり在らぬ領土など 固定の税の老いて重石

ヤクルト-中日 2回戦は中日の4点で勝ちなのだが、問題は残る。まず落合投手の立ち上がりで1回宮本選手をショートゴロに討ち取った後、青木選手にセンターへホームランを打たれ、あろうことか続く岩村選手にレフトへホームランを打たれると言う、ベテランらしからぬ配給と配給を要求した谷繁捕手の関係だ。まぁ、5イニングを3点に抑えていたから良しとしなければならないだろうが、ここら辺のコミニケーションが阿吽の呼吸では駄目なのだ。そしてそれよりも問題が残るのは打撃人としての投球の捕らえ方だ。バットを球に当てる。これが基本で、球を打ち返すのはその次の技術だ。9イニング総てに三振を記録し合計19個という、これは淡白な性質と言う風潮ではない。

  ◆1回・井端/空振り三振・立浪/空振り三振 ◆2回・ウッズ/空振り三振・福留/見逃し三振・英智/空振り三振
  ◆3回表・谷繁/空振り三振・荒木/空振り三振◆4回・井端/空振り三振・立浪/見逃し三振・ ◆5回・谷繁/空振り三振・
  ◆6回・荒木/空振り三振・井端/空振り三振・◆7回・立浪/見逃し三振・ウッズ/空振り三振・英智/空振り三振・
  ◆8回・井端/空振り三振・         ◆9回・立浪/見逃し三振・ウッズ/振り三振・谷繁/空振り三振・

これだけの三振をしながらも勝てたというのは不思議で、まぁ、ワンチャンスを物にしたのも実力のうちとはいえ、10回の表にキャッチャーファールフライに倒れたとはいえ荒木選手のバントの試みは対戦投手の動揺を誘うという動きをした。野球と言うのは球を仲立ちとするゲームだから、この球そのものをモット研究すべきではないかと、思ってみたりする。ヤクルト3―4中日 2回戦 神宮球場で観衆16157人(桜を見に行ってしまったのか野球好きは−笑)勝 平井(9回1イニング投げただけなのに)S 岩瀬
負 五十嵐。そして五十嵐投手が負けたのは福留選手に与えた押し出しのフォアボール(四球)痛恨の極みに違いない、五十嵐選手にとってこのフォアボールは。9回表 森野選手に3点献上の本塁打を打たれた以上の重い記憶となって残り続けるだろう。野球は怖い、と落合監督のコメントがあったが、まさに1球で勝敗が分かれた。

バッテリー (中) 落合, 鈴木, 高橋聡, 久本, 平井, 岩瀬 - 谷繁 (ヤ) 藤井, 石井, 五十嵐 - 古田
本塁打 1回裏 青木 1点(落合) 1回裏 岩村 1点(落合) 9回表 森野 3点(五十嵐)

今日からは1年生となる児童 整列させる孫は大人微

教科書問題でマスコミが騒いでいるが、この問題は今始まったことではない。そして、この根本である大人が子供に教えるというシステムのあり方そのものに、日本人は戦後一貫して迷いの状態であったから、何を今更、と思うのだ。日本が、列強の外国に対抗し植民地拡大の方針をとり、戦争をしたという事実と、列強の国々の連合によってその戦争に負けたという事実は隠し様が無い。そしてその過程で色々な禍根を残したのも事実だ。さらに、この戦争の責任について日本人が自らを律しなかった事も事実だ。勝利を収めた連合軍の「戦争犯罪」という罰する仕方に従って終わらせたという事実が今日の日本を動かす指導者たちの思考に影響を与えている。自らを律し得ない政治家たちは己たちの後始末を省みることも無く次の世代へ送り続ける。投票率が下がり続けると言う現象に何の手立ても与えられない無責任な議員をまた今年も選ばねばならない住民たち。どうしたらいいかを、どうすべきかを、大人が子供に教える機会もなく時間は過ぎていく。ますます貧困の世界へと。

金儲け磨るぞ大学出たからと 大人の知恵は潰して笑う

騒ぐほど関わり在らぬ領土など 固定の税の老いて重石


竜の爺 |HomePage

My追加