竜の爺の戯言日記
DiaryINDEXpastwill


2005年02月24日(木) マスクして襟巻き重ねヘルメット 夜警の町は会う人もなし

先日キャンデーズの春一番の話題を取り上げたが、竜の爺のいる関東地方にやってきました。ハイ。少し遅いのですがねぇ。(笑)気象庁は23日、関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より9日遅く、一昨年より8日早い、という脈絡のなさで、東京では午前10時46分に最大瞬間風速22.9メートルを記録し、横浜でも同10分に27.3メートルを観測したと言うもの。

気温も上がり、東京では午前11時すぎに平年の最高気温(10.3度)を大きく上回る16度に達しているそうで、暖かかったのですかねぇ。竜の爺のいるところでは、なんとなく風が強いかな、と思う程度でそれほどの「春一番」という感じではなかったが。日本海を進む発達中の低気圧に向かって南寄りの暖かい風が吹き込んだために「春一番」と断定した。しかしなぁ、この程度で春一番と宣言されてしまっては(笑)暖かくなった日は一日だけ。24日はまた5度6度の平年の気温に戻るから、今でも病院は風邪の患者が目白押しでその上まだ増えるかも知れないと、はい、警報が学校から回ってきまして、いゃあ、学校もたいへんですなぁ、なかなか骨休み出来なくて。

  マスクして襟巻き重ねヘルメット 夜警の町は会う人もなし


------------------------------------------------------------
     24日       
------------------------------------------------------------

  【南国忌】
直木賞としても名を残している作家、直木三十五の命日。その直木賞は、芥川賞とともに、菊池寛が創設したもの。ちなみに直木賞は大衆文芸の新進作家に、芥川賞は純文芸の新進作家に贈られるものである。これは常識で、雑誌社が売り上げを伸ばすために考えたシステム。この雑誌社の編集部員の目に留まろうとする同人雑誌の数は、昔のガリ版からタイプ印刷、そして今や、そのまま書店で販売できそうな豪華版フルカラーまで発展してきた。

この直木賞、芥川賞も昔、40年も前だが銀座の割烹・鶴の家で選考会を開いていて、選考委員に読んでもらう主な作品を編集部員が持ち込まれる同人誌、出版された単行本等の中から選び出す作業に明け暮れていた。作品を読むといっても、全部通して読むわけではない。小説は最初の5行で決まる。それ以上に読んでいては、とても読みきれる数ではないのだ、全国から毎日送付されてくる雑誌の数は(笑)

菊池寛が創設したこの直木賞、芥川賞のシステムは大当たりと言えよう。真似をしてあちこちの雑誌社も賞を創設したが直木賞、芥川賞ほどの登竜門的位置を占められないでいる。ところでなぜ、菊池寛が直木賞なるものを設立したかと言うと直木三十五と菊池寛と雑誌社が1/3づつ金を出して車を買ったことに起因する。パノール号ロードスター1500円。この直木三十五、直木賞の名前で有名だが、作品を読んでいる人はおそらく皆無だろう。(笑)本名・植村宗一。35歳のときに植の字を2文して三十五というペンネームを作った。明24年2月12日〜昭9年2月24日 結核性脳膜炎で東大病院にて没。享年43歳。



【鉄道ストの日】
1898年(明治31年)に日本鉄道会社の機関士ら400人により日本初の鉄道ストライキが12日間にわたって行われ、労働者側が勝利した。その間、上野−青森間の列車が運休するなど混乱した。

【地雷を考える日】
1995年(平成7年)にカンボジアで地雷の根絶を訴える集会が開かれた。「The Making of ZERO LANDMINE」と言えば坂本龍一がプロデュースした「地雷ZERO」メイギングバージョン「The Making of ZERO LANDMINE」は2001年7月28日、10月28日に好評のうち O.A.終了した。世界中に埋設されている対人地雷は6000万個とも7000万個ともいわれていて、戦火が過ぎ去った後も大地に潜み続けている地雷が、今この時も、一般市民の肉体、生命を22分に1人の割合で奪い続けているとアッピールし続けています。この地雷を撤去する活動資金として寄付を広く求めています。
 

【月光仮面登場の日】
1958年(昭和33年)のこの日、ラジオ東京テレビ(現在のTBS)で国産初のテレビ映画ヒーローもの『月光仮面』の放送が始まった。放映されるや否や高視聴率を獲得、大瀬康一扮する月光仮面は日本中の子供たちの人気者となった。

  【不器男忌】
『内田暮情論』などを発表した俳人、芝不器男の命日。本名 太宰不器男明治36年4月18日愛媛県松野町に生まれる。昭和5年2月24日死去、28歳。 現在は彼の名を冠した俳句賞が設けられ、愛媛県松野町松丸の彼の生家には記念館が開かれている。
   


竜の爺 |HomePage

My追加