竜の爺の戯言日記
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2004年05月18日(火) |
おら元気おめぇどうした病院さ ここはまんずに大丈夫だっぺ |
今月当初高熱の為に一週間入院した竜の爺だが、その後の様子徴収のため病院に赴いた。ところが国立病院として今まで慣れしたんで来たこの病院の表札が真新しい「独立行政法人 国立病院機構 霞ヶ浦医療センター」に変わっていて、???と不審の面持ちで待合室に順番を待ちながら、それとなく広報誌はないかと捜したら、有った。平成16年4月1日、全国の国立病院・療養所は厚生労働省から「独立行政法人 国立病院機構」に移管され、独立会計をしなければならなくなりましたと・・・・でも、何がなんだかよく分からない。
外来の人の数は月曜日の為なのか、ごった返していて、予約時間より1時間も送れて呼び出され、ものの5分もしない問診で無事終了となり、230円の診察料と100円の駐車料金を払ったが、医師は忙しいから国立病院から医療センターに何故成ったのかを聞くことが出来なかった。まぁ、患者が自分の病状以外のことを質問することってないだろうから(笑)質問されたら医者も困っただろう。顔見知りになった看護婦に出会ったのでそれとなく聞いて見たら、自主経営になりましたから職員は、お客様に来ていただくために努力する事だと、はい、と。ま、患者は病院にとってお客様には違いないが(笑)
サイトを調べてみたが、「独立行政法人」と言うものがあって、この移行は「独自性・自主性を発揮して経営効果を最大限にあげる」ための処置だと分かったが、要は国の補助を当てにしないで病院自体の判断で病院経営をする。そのためには国立ではなく法人格の団体として営業努力を重ねろ、と言う事らしいのだが。特に収支に付いては、その病院で責任を持って対処しろという、坂口氏の省令が掲載されていて、その他にめぼしいものは「工事中」に成っていた。(笑)もうひとつ分からない言葉で日本医療機能評価機構認定病院と言うのが有る。これらは行政改革の一環なのかもしれないが、今までのシステムを直すと新たに新しいシステムが構築されて、そこに集まる人達により利権が発生する。病気をしてみて始めて病院と言う経営とそれを取り巻く利権の世界に少し触れてみた思いだ。
急遽 既存案内に張り込んだので 白のバックがよそよそしい。
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