| moonshine エミ |
| 2003年02月10日(月) 夢の中 | ||||
| とにかく、一日中忙しかった。 動き回って(とはいっても社内でだけどサ。)解決しなければいけない問題と、席についてじっくり資料とにらめっこしないといけない問題と、書類づくりと、なんとまぁバラエティ豊かなこと。 いくら気温が高かった今日とはいえ、比喩じゃなくて汗だくだった。 7時半で仕事は切り上げ。 この続きからやると思うと、水曜日に出社するのが本当にイヤになるほどだけど、今日は竹馬の友のしずりんと約束してて、絶対早く会いたかったのだ。 カラオケに行って、発散。 しずりんは新しい歌をいろいろ知ってる。しかも、上手い。私はもう、流行りの歌からはほぼ完全にリタイア・・・あ、なんかリタイアっていやな言葉だな、ファッショナブルな音楽には見向きもしていないので、自分が歌いたい歌をろうろうのびのびと歌った。 ボ・ガンボスの「夢の中」がウタ本に載ってる!!と、番号をリモコンでセットすると、 「投票を受け付けました」というテロップが出る。 既にオケが用意されている歌ではなくて、リクエスト対象曲で、投票が多かったら歌えるようになるらしい。 くすん・・・。まあ、いっか、投票できたから。 いつでもお客さんの多い、大名のベリー・ベリー・ティフィンに移動する。 お酒もデザートも軽めだったが、トークは熱かった・・・! やりたいこと、心動かされたこと、迷いや焦り、今の環境の限界、モノづくりの難しさ。ちょっとした提案。 話がどんどん進み、かつ、ピンポイントで響き合う感じ。 これよ、これ! 話したって何か急激に道がひらけたり、ズバリの結論が出るわけではないけれど、会話の有意義さってコレだな〜と思うひとときで、あった。 ここにも「グッとくる人」発見。 今の私は消費するがわだけど、消費にとどまらない何かの視点をもとうという気持ちって、大事だと思う。 安全確実なレールになんて乗っていない。道ゆきは不安だけど。 満員の最終電車の中、ボ・ガンボスのMDを聞いてた。 『夢の中』という曲。 「働いて 働いて 汗に埋もれて 間違えて 間違えて 手も足も出せなくて 淋しいよって泣いてても 何も元へはもう戻らない 願い事はいつでも ああ 夢の中」 いろんなとらえ方があるような、この歌詞。 つらい気持ち、一人じゃないんだよって、言ってくれてるような気もするし、 泣いてても仕方がないよ、歩き出さなきゃ、って感じるときもあるだろう。 受け止めてもらえているような、背中を押されているような。 それでいて、この詩の本質的なさみしさ、やるせなさよ。 それが人生だ、と。 |
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