moonshine  エミ




2001年09月08日(土)  イキにやろうぜイキによ

 前日は少々飲みすぎた。同期の飲み会だった。
 10人全員集まった。うち5人が、8・9月生まれ。残りの5人が、思い思いにプレゼントを買ってきてくれていて、クジを引いて、それを受け取った。私は、アロマテラピーのセットをもらった。感激。
 
 深酒をしたあとは、けっこう早くに眼がさめてしまうものだが、今朝もそうだった。
 ふと思い立って、中学生のときに買ったマンガを読みふける。
 聖千秋「イキにやろうぜイキによ」全8巻。1時間半ほどで、読了。
 '80s半ばくらいの作品だろうか。
 タイトルだけ見ると、「ヤンキーの話?」て感じだが(ていうか、この頃に『ヤンキー』て言葉は、ないね。『不良』とか、『ツッパリ』?)、中身はいたって硬派。純愛ものなのだ。
 高校一の美人で、しかも威勢もキップもいい、かっこいい女の子が、同じ高校の、細っこくて目立たないけど、ボクサーを目指す魚屋さんの息子に、恋をする。
 なーんて、どこにでもあるようなお話みたいだけどさ。これがいいんだわ。
 男の子がどんどん、かっこいくなっていくのさね。背も伸びて、強くなって。
 ああ、そういうのってあるなあ、って実感できる。
 実際にはたぶん、男の子の頭の中は、しょうもないことばっかり考えていたりするんだろうけど。
 女の子の目から見たら、男の子がぐんぐん、かっこいくなってるように見えることってあるさね。
 
 夕方、ゆうきちゃんと待ち合わせ。
 カラオケに行く。
 たっぷり歌った。なかでも、「サウダージ」は、我ながら恐ろしいほどの出来の良さだった。
 私は、一度も能動的にこの歌を聞いたことがない。テレビか、有線か、カラオケ。それにしては、完璧すぎる私の歌いっぷりだった。昨年、いかにこの歌が売れたかがわかる・・・
 私の今の小さな目標は、沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌えるようになること。

 ゆうきちゃんは、私とはまったく違う仕事をしているので、話を聞くのはおもしろい。
 自分もがんばろうって思える。私は、私の世界で。彼女は、彼女の世界で。そして、時々会って、楽しい時間を共有したい。
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