moonshine  エミ




2001年09月05日(水)  愛し愛されて生きるのさ

 『過ぎし日に恋したあの歌・この歌』タイトルシリーズ。
 お昼休みに飲み物を買いにコンビニに行くと、流れてた。
 小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」
 いまこの日記を書きながら、初期のサンタナなんて聞いてる私ですが、こんなかわいらしい歌が好きだった時期もあったのです。

 高校1年生のときだね。あの名曲「今夜はブギー・バッグ」で、それまで元々スチャダラパーは好きだったのだが、小沢健二にあっという間にフォーリング・ラブ(と、あの頃のオザケン風に書いてみました)。
 スチャダラと小沢でやってたオールナイトニッポン第2部は、ほんとにおもろかったなあ。深夜3時スタートで2時間。こゆかった。いい音楽いっぱい流してたしな。

 アルバム「LIFE」の小沢は、一種の躁状態だったという人はたくさんいるが、やっぱり今聴いても、あの頃この歌たちを真剣に好きだった自分はかわいい。
 それに、タイトルの歌は、けして能天気なんかじゃない。

「夏の夕方の通り雨、水をはねて走る誰か。疾走感。雨はすぐに上がる。
 君を電話でお茶に誘って、出かける。
 愛したり愛されたりで未来に向かって僕らは行く。
 見えないものを見ながらいつでも手をつなげたあの頃、それはもう遠い昔。大人になった僕ら。
 でもいつも、夢を見てる。今でも。
 彼女が走って来る、二人で大きな河を渡る。夜がやってくる。月が輝く夜が」

 ・・・という歌(に解釈してる)
 夕方から夜、過去と未来、それをつなぐ、愛とか夢とか。感傷とか。
 そういうものが、短い1曲の中に、いきいきと、破綻なく、えがかれているんです。 

 小沢健二の声って、なにを歌っても、くどくなったりジメついたりしないところがいいですね。そこが弱いときもあるけど。
 
 夜はハモネプを見た。
 全国大会を前に、これまでの予選の総集編。おもしろかった。全国大会が楽しみってもんだ。
 いま、同じように家でハモネプを見ていたらしい、しんちゃんと電話で話した。
「あれ見てて思うのはさあ、どこも、リードボーカルが弱いよねえ」
 私も言おうと思ってたことを、先に言う彼。そうそう、そうなのさねえ。
 おっくん・けんぞう・ニコラスのボイパ対決、おもしろい。若いのに、いろんなリズムをよく知ってるなあ、と感心。
 チン☆パラとかいうグループ、「彗星のように現れた」とかナレーションされていたが、期待させといてダパンプの歌か〜い。
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