2002年04月25日(木) |
阪神球団HPを、倍楽しむ法 |
阪神タイガースが開幕以来好調で、現在首位に立っている。阪神ファンの私は、例年以上にテレビ観戦に没頭している。テレビ中継のない日はラジオで、ラジオ中継もない日は阪神球団公式HPで試合経過を追っている。これはHP上の「スコアボード」の項目を開いておくと、2分毎に最新の試合経過が送られてくる仕組みだが、私はこのスコアボードを、バーチャル観戦だけでなく、試合経過を振り返り、ゲームのポイントを探るのにも使っている。 例えば昨日の試合。2回裏に緒方に先制2ランを打たれたが、カウント0-0からとあるから初球であることがわかる。実は23日にも、8回表に7-9と2点差に追い上げたその裏、ディアスに2ランを叩き込まれたシーンがあったが、これは代わったばかりの伊達の初球だった。リリーフ投手が外国人選手を相手にした場合の入り方…一体どんな意図をもって臨んだのか理解に苦しむ。緒方は同じ試合で3ランを含む3安打。昨日の2ランは、その好調な打者に対して連日同じパターンを繰り返したことになる。キャッチャーはいずれも吉本。リードにまだまだ甘さがある事が、データから読み取れる。 一方、絶不調だったアリアスが昨日ようやく放った同点2ランは、ワンボール後の2球目、つまりファーストストライクを積極的に狙った事で生まれた。しかし、同じく不調の片岡を含めて、2ストライクに追い込まれた時には、三振など悪い結果が目立つ。一歩間違えば淡白になるかもしれないが、やはり不振脱出のカギは、積極性を前面に出していく事なのではないかと、これらを見て思う。 こうした見方によって、チームや選手個々の調子がホンモノか否かも何となく分かってくる。一つのゲームで2度3度楽しめるので、皆さんも試してみてはいかがですか?
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