2001年12月05日(水) |
阪神はいっそ市民球団に |
こうなる事はわかっていた。阪神・野村克也監督の妻、沙知代容疑者が逮捕され、監督自身の進退にも問題が波及している。 かねてから疑惑が確実視されていたにも関わらず、阪神球団は監督の辞任を拒み続けた。それがこのザマだ。おそらく監督は交代する事になるだろうし、そうなれば後任に誰がなろうとチーム作りは一から出直しにならざるを得ない。結果的に球団は、来季にも深刻な影響を及ぼす事態に対して何ら対策を示せなかった事になる。ファンの一人として苦々しい限りだ。 野村監督と一蓮托生を決め込んだのなら、球団幹部は総辞職せよと私は言いたい。いやいっそ阪神電鉄は球団を手放してくれ。横浜の身売りよりもこっちが先決だ。骨はファンが拾う。市民球団として立派に更生させてみせる。少なくとも電鉄本社からの天下りでやってきた無能な幹部に経営を任せるより、よっぽど健全になるに違いない。 折りしも今日は「恋人」片岡との交渉日。私が片岡だったら、こんな時にこんな球団には絶対行かない。もういい。田口もメジャーに傾いているみたいだし、野村守ってアブハチ取らずに終わってしまえ。私は本当に怒っている。
悪妻に踏みにじられた月見草(12/5)
「悪妻」ここに極まれり…である。彼女の存在が、野球界で長年築き上げてきた野村克也の地位や名声を一瞬にして台無しにしてしまった。野に咲く月見草は、肥え太ったブルドッグによってズタズタに踏みにじられてしまったわけだ。だが、同情はしない。 この問題への質問には「答える義務はない」と口をつぐみ続けたノムさん。彼女をかばって嘘をつけば自身にも「道義的」以上の責任が生じると思っての事だったかもしれない。だが、彼には答える義務があった。例えそれが妻を裏切る事になっても。なぜならプロ野球はファンによって支えられているのだから。そのファンが連日ヤキモキしていたのだから。ファンを大切に思うなら真相を隠すべきではなかった。 また、この疑惑がもたらす最悪の事態を予測し得る立場にあったのだから、もっと早く辞任すべきだった。そうすればチームがこんなに深手を負う事はなかったはずだ。そして息子カツノリも…。
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