2001年09月28日(金) |
理想のプロ野球監督像=シューマッハー |
私の考える最高のプロ野球監督像はF1ドライバーのミハエル・シューマッハーである。 F1ドライバーの条件は、爆発的な速さだけではない。スムーズなギアチェンジやハンドリングによりマシンを壊さずに完走する能力や、レース展開を読み、勝負どころで仕掛けるしたたかさも必要だ。さらに、シャシーやタイヤ・エンジンなど複雑な要素が絡み合うマシンのどこがライバルより劣っているか的確に見極めたり、走行時の車の挙動から読み取れる改良点などをチームスタッフに伝えたりして戦闘力のあるマシンに仕上げていく「開発能力」も不可欠だ。シューマッハーは、そのいずれもが卓越している。 今季限りでユニフォームを脱ぐ2人の監督はどうか。星野仙一はパーツが揃えば爆発的な速さを見せる反面、車にムリをかけて壊してしまう事も多かった。長島茂雄はパワー満点のエンジン(打力)を供給してもらいながら、貧弱なシャシー(投手力)とのバランスを調整しきれず、トップでチェッカーを受ける事ができそうにない。 さて、来季両チームのシートに座るドライバーは果たしてシューマッハーになれるだろうか・・・
外から見た日本は・・・(9/28)
テロ関連の報道を見ながら、ふと考えた事があります。あの旅客機の突入をアメリカの新聞は「真珠湾以来」と書きました。と、すると、あの当時の日本は、今のテロリストたちのようにエキセントリックな存在として世界の目には映っていたのでしょうか。 大日本帝国はいわゆる「ならず者国家」で、国民は洗脳されたテロリスト集団。天皇はラディン氏や麻原のような存在で、靖国神社はオウムのサティアンのようなものだったのか…。 だとすれば、未だに靖国参拝にこだわる人たちは、半世紀を過ぎても洗脳が解けない在家信者みたいなもので、そういう人たちが国の中枢にいる今の日本は、改心し切れない「ならず者」に見えたりするのか…。 うーん、アジアの人たちが靖国参拝に過敏に反応するのは、意外とこういう気持ちからなのかも知れない…なんて、違うかなぁ。
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