快賊日記「funnyface」

2006年08月26日(土) bet

わき目も振らず走る事というのは、
まぁそう難しい事でもなく。
外野の声が気にならなくもないと言えば
その通りだけど、とはいえ許容範囲のうちで。
だからちょっと疲れたり多少なりとも傷ついたり
なんて当たり前と思えたり。
年を重ねる毎にずうずうしくもなっている
のかもしれない。
何が何でもやり遂げようという思いは、
強い意思であって、我侭でもあると思うから。
それでも待ったがかかる時がある。
生きる為のバランスは必要で。
そして走る為には、走る体を作るのも大切で。
もう少しもう少し。騙し騙しの言葉が利かなくなってくる。
あがられない程の焦燥感と苛立ちを隠し持って、
走る為に強くあれと自分をまた蹴り飛ばす。
もういいだろう…尤もだ。
だけどより響く声で囁かれる。まだいけるだろう、と。
…願ってもない。
諦めの悪さは止まらない。


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