快賊日記「funnyface」

2006年03月30日(木) 心をこめて花束を

とてもとても感謝をしたい日がある。
それは年に何回か訪れる特別な日のうちの一日。
思い出さない日はないくらい、
私にとって特別で大切な人。
小さい私は愛してる気持ちを
どう表現していいのか分からず
ただひたすらに求めた。
夕飯の仕度はかたときも離れなかった。
優しい味の料理が幸せだった。
働いてる姿が格好良かった。
友達にも見せびらかすほど誇りだった。
世間がもたらす事実に心を痛め、
自分の血を嫌った事もあった。
その痛みは同時に自分の一番大切な人を
否定する事になるのだと、さらに心を痛め
泣いても泣いても涙のかれない日もあった。
いつでも太陽のような笑顔と優しさをくれる
その姿に焦がれて焦がれて、
私は少しずつ強くなっていった。
思い通りの私ではないでしょう。
それでもかけがえのない出会いをして
かけがえのない道を必死で歩いている。
いつだってその姿に恥じる自分であっては
いけないと、立派ではない私は
ただそれだけを自分に言い聞かせ生きている。
こんな日はあなたに会いたくなる。
こんな日だからこそ花束を持ってありがとうと
あなたに会いたくなる。
今日をくれて、ありがとう。


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