快賊日記「funnyface」

2006年03月21日(火) 幸せを

いつからか歳を重ねるのが怖くなりました。
それは若くいたいとか、子供のままでいたいとか
そういうのとは違う所の気持ちで。
私が歳を重ねれば当然親もそうなので。
命の限りは、病気や不慮の事故をのぞけば
当たり前に歳を重ねたものから尽きていくもの。
私にとって誰より大切な存在を失う覚悟が
私にはまだ出来ていない。
今すぐどうなるわけではないけど、いつまでも
そこに存在しててくれるものではない事くらい、
知っている。確実に自分より先に逝くのだろう。
でももし叶うならそれを見たくないと思ってしまう。
それを見るくらいなら自分が先に逝ってしまいたいと
さえ思ってしまう。愚かな考えてと分かっていても。
子は親を乗り越えて行くものだと、遠い昔に理解できて
いる事も受け入れる事が出来ないほど幼稚な心は、
今はまだ上手くコントロール出来ない様で。
もしかしたら本当に甘ったれすぎるのかもしれない。
ちょっと困るくらいに子供過ぎるのかも。
ただの執着なのかもしれない。
だとしても、こんなに深く深く愛せる程の愛をくれた
あの人たちは、やっぱり永遠に私の全てだと思う。
何かを返したいなんて本当にまだまだ難しいのだけれど、
もう少しもう少し待っていて下さい。
かけがえの無い大切な日に、改めて心を引き締める。
今年はその人の好きな王さんが優勝を決めためでたい日と
重なって。嬉しい私は電話越しにおめでとうを二回言った。


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