人の命は短くはかない。 その中でいくつもの試練を乗り越えて行く。 他人にとって小さくても自分にとっては 超える事が厳しい試練もある。 誰にでもきっと、ある。誰に何を恥じる事が あるだろうか。その思いはきっと自分にしか分からない。 歴史を紐解いてみればいつも人間は悩み生きている。 例えば似た人を見つけても。そこにシンパシーを感じても。 同じものなど何一つ存在しない。この命はたった一つ 自分の為だけのものだから。 いずれ土に還り。その精神さえも土に還るとして。 その全てがこの星の生命のつながりだとしても。 それら全てを持って新たな命が生まれるとしても。 それは繋がりであり輪廻かもしれないけど。 それでもここにある命は自分だけのもの。 だから人は両手を上げその先へと進もうとするんだ。 恐れる事は何もない。 生命は今、静かに躍動してるのだから。
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