快賊日記「funnyface」

2006年01月17日(火) 帰り道

まだまだ寒い日が続くそうです。
せっかく昼間が暖かくても、夜はとても寒くて
自転車で帰り道を急ぐと、その分耳が痛くて。
今年の冬は嫌と言う程、冬を堪能してしまいます。
夜が遅いとなおさら寒さはまして。
それでもそんな中働いている人がいる。
深夜の仕事ではないはず。自宅での仕事をいい事に
片付かない仕事を一人すませてるのかもしれない。
重い荷物を乗せて動く車。動かしている顔を
チラリと覗けば、父とそう変わらない年頃の
おじさんだった。この寒空の中、一人もくもくと
働いている姿はどうしても父とだぶってしまう。
まだまだ甘い環境で生きている私を時々見知らぬ人が
叱咤する。さぼりたいなんて気持ちはどこかへ
捨てよう。一瞬だけ目が合ったあの人は今はきっと
夢の中。こういうささいな事が私の大事な思い出に
なったりする。もっともっと頑張ろうと軽くついた
ため息。吐く息の白さにも寒さを感じなくなっていた。
家はもうすぐそこに。


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