快賊日記「funnyface」

2006年01月21日(土) 雪空

今日は雪が積もりました。
都心に本格的に雪が積もったのは5年ぶりの
事だとか。私は当たり前のように朝起きてすぐ
外に出て空を見上げた。真っ白で大粒の雪が、
ただただ静かに私に落ちて来る。
とても綺麗でとても冷たくて。すごく嬉しくなった。
昔から雪だるまを作るのは下手だったけど
いまだにやっぱり上手く作れない。
いびつな雪だるまを近くの駐車場に放置して、
テクテクと歩いてみた。いつもの道を。いつもと違う道を。
足を踏み鳴らすように歩くと、ザクザクと音がする。
まるで雪の町の住人になったみたいで、楽しかった。
雪の降る日はいつだって子供の頃と同じ事をしてしまう。
自転車に乗っかっている雪を振り払う。車に積もっている
雪に顔をつける。知らない車なのに。
青く高い冬の空が、今日は真っ白な雪だった。
見上げれば降る雪、雪、雪。
きっとこの空はあの日の空に続いてる。
青く高い空も、白い雪の空も、同じ思いを繋げてる。
そしていつか見上げる空も同じ思いを教えてくれるはず。



近所の公園にて−トウキョウノユキゲショウ


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