いつだって大丈夫だといえる人。 いくつになってもまだまだだからと 笑い、優しい言葉をかけてくれる。 その声を聞くと泣きたくなるのは なぜだろう。 いつでも支えてくれる。私には大きすぎる人。 背中はもう決して追いつけないと知っている。 その広い背中は雄弁に語る。 生きていたその厳しい道を。 それなのに同じくらい雄弁に語る。 その優しさを。 何をしても、いや何一つまだ出来ていない私が 何かを返したいと思ったとして。 そう思う事が思い上がりなのだと暖かい声に 知らされ、また泣きたくなる。 いつまでも頼っていていいのかもしれない。 ちゃんと大人になって成長して安心もさせたいけど、 それでもいつまでも変わらない関係でいいのかも しれない。越えられない大好きな人。 私にとって尊敬という言葉では足り無すぎる人。 私にとってたった一人の永遠の人。 英雄とは永遠に枯れない人の事だろう。
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