衆議院選挙の投票に行ってきました。 土砂降りの中の投票になってしまいました。 荒れ狂う雨にもまれ、追い越していった車に 水しぶきを跳ね上げられ、ちょっと嫌な気分になって 空を見上げた。そうだ、今日は9月11日だった。 奇しくも4年前のあの日と同じ日。 何だか政治的な匂いを感じずにはいられない 月日になってしまったような気がします。 創り上げ壊し、混迷の時を過ごし救世主が現れ また創り始める。人の歴史とは同じ事の 繰り返しみたいです。 いつの時代も戦いがあり、平和を求める声がある。 どこの時代をどう切り取っても、例えばその時代時代に 求める自由が違っていたとしても、争いなき生を求める 気持ちは同じだと思う。同時に戦わずにはいられない 生き物だという事も同じなのだろうか。 いつか遠い未来に私たち人間という生命体も滅ぶとして。 今している事にその更に先の未来にどのような 足跡を残すというのだろう。 地球という星に生まれた生命体の中で、歴史を刻む 一つに過ぎないというのに。知的生命体という歴史を刻む。 戦いは更にその中の僅かな歴史に過ぎないはず。 遥かに大きく重いのはその歴史を作り出す小さな存在である 私達一人一人なのだと、皆が知っていれば何かが変わるの だろうか。めぐる時代に歴史は生まれる。 争いのない歴史も刻めるのだろうか。
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