快賊日記「funnyface」

2005年09月11日(日) 歴史の終わり

衆議院選挙の投票に行ってきました。
土砂降りの中の投票になってしまいました。
荒れ狂う雨にもまれ、追い越していった車に
水しぶきを跳ね上げられ、ちょっと嫌な気分になって
空を見上げた。そうだ、今日は9月11日だった。
奇しくも4年前のあの日と同じ日。
何だか政治的な匂いを感じずにはいられない
月日になってしまったような気がします。
創り上げ壊し、混迷の時を過ごし救世主が現れ
また創り始める。人の歴史とは同じ事の
繰り返しみたいです。
いつの時代も戦いがあり、平和を求める声がある。
どこの時代をどう切り取っても、例えばその時代時代に
求める自由が違っていたとしても、争いなき生を求める
気持ちは同じだと思う。同時に戦わずにはいられない
生き物だという事も同じなのだろうか。
いつか遠い未来に私たち人間という生命体も滅ぶとして。
今している事にその更に先の未来にどのような
足跡を残すというのだろう。
地球という星に生まれた生命体の中で、歴史を刻む
一つに過ぎないというのに。知的生命体という歴史を刻む。
戦いは更にその中の僅かな歴史に過ぎないはず。
遥かに大きく重いのはその歴史を作り出す小さな存在である
私達一人一人なのだと、皆が知っていれば何かが変わるの
だろうか。めぐる時代に歴史は生まれる。
争いのない歴史も刻めるのだろうか。


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