蒸し暑くて死にそう…。 歩いてても何してても汗が 滝のように流れ落ちる。 他人のかいてる汗がイラつく…。 嘘。本当は夏大好き。 いや、でもこの張り付くような 感覚はどうにも嫌でたまらない。 真冬の寒い日には早く夏が来ないかなと そう思うのに…何て我侭で素直な自分。 早く涼しい所にいかないと干からびる…。 家に帰ったらまずはクーラーに一直線! そんな時ふと道路の端に目に止まるものが…。 日陰を選ぶ天才がそこにはいた。 コロコロと真夏の太陽をものともしない彼ら。 そっと近づけば気が付いて軽く鳴いて見せた。 凄い大サービス。クーラーより扇風機より風鈴より、 真冬の寒さに思いを馳せるより確実に、暑さを 和らげてくれるもの。それは真夏の太陽の下、涼やかな音を 響かせ、私を癒してくれる愛しい愛しいもの。
-自宅近所の空地前にて-サイキョウラブvvv
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