人は日々成長する生き物だと言うけれど。 わりと毎日のように同じ失敗を繰り返す生き物のような 気がする。毎日同じ事を考えて。結局いつも同じような事で 歯軋りをして。子供の頃と何が変わったのだろう。 大人に近づくにつれちょっとずつごまかす事を覚えて。 少しずつ臆病にもなってくる。 無駄に知識だけ増えて行くから。見栄も羞恥心も増えて行く。 丸裸にされるのはとても怖いから。無防備に全てをさらされて しまう恐れのある子供には近づきたくないのも事実。 それでも大人はいつだってずるいから。 子供を黙らせる方法なんて100通りも知っている。 私ももう大人で。もちろん、とはいえまだまだですが。 それでも相手が自分より幼い気持ちの持ち主ならば きっと簡単に黙らせることが出来るのだろう。 それが悪いことかどうか分からないけど。 卑怯にも見えるそんな大人のやり方は嫌いではなくて。 順当に、それなりにそれらしく大人になっているなと思うから。 人が生きて行く道はそう簡単ではないから。 やっぱり怖いものが増えたり守るものが増えたりして。 弱さもずるさも情けなさも持って大人になって、たまにガキみたいな 奴にちょっと目を覚まされたり。そういうのがいいなと思う。 小さい頃に描いていた大人の人は父や母で。 あの人達にはそういうの関係ないと思ってたけれど。 自分が成長して分かる事。そういうの持ってるからこそ 子供を愛し守っていく力を手に出来ているのだと思う。 皆誰でも子供だったように、皆誰でも大人になるのだから。 変わらない事と変わっていく事を認めながら、 もちろん時には昔は違ったって、今の自分が嫌になったり する事もあるかもしれないけど。そんな時は遠回りしたりして。 慌てずゆっくりゆっくりと。そうやって皆、 少しずつ少しずつ成長して行くのだろうと思います。
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