快賊日記「funnyface」

2004年09月14日(火) セル。

私はよく昔の事を思い出す。
まだ小さくて姉や兄に手を引いてもらっていた
頃の事を。長く付き合った親友と会った時。
たわいもない時間。相変わらずだとお互い笑って。
さして変わった事もなく普通に笑って普通に手を振る。
そんな帰り道、ふと一緒に黄色い帽子をかぶって
学校に通っていた頃のことを思い出してしまう。
家の近くでキャッチボールをしているお母さんと小学生。
いずれはうちの子も大リーガーに。
そうそのお母さんが思っているかどうか分からないけど。
その微笑ましい光景を。夕日が包んでいるその光景を
見て、自分が母について回っていた子供の頃を
思い出してしまう。なぜだろう、切なくなる。
悲しい光景でも淋しいことでもない。むしろ暖かい。
なのに、思い出して切なくなって胸が詰まる。
思い出も悲しみを運んではいないのに。ただのホームシックかな。
いつでもぬくもりが欲しい子供のようで、恥ずかしくなる。
まるで多感な年頃みたいに、見るもの全てに心が動いてしまう。
近しい人にいつでも子供と変わらないと言われてしまう理由が
簡単に見つかる。もしかしてずっとこのままかも。
いつだって何にだって心を動かされ、今だ自分を守る術も知らない。
少しはうまくなりたいと、そう願いながら。
きっとこのままの自分に嫌気が差しながらずっと付き合って
行くのだと覚悟もしている。大事なものはいつだって変わらない。
感じるままでいいのかもしれない。


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