快賊日記「funnyface」

2003年05月23日(金) 言の葉に乗せて。

言葉の魔力は凄い。一つの言葉でもたくさんの意味を為し、
言葉一つで勇気がわいてくる事もしばしば。
事の葉と記すだけあって、生い茂る緑のように日本語とは
かくもたくさんの素晴らしい意義を持って存在する。
世の中に多種の言語が存在し、この国はこの独自の日本語という
世界を生み出した。これだけでもうこの国の素晴らしさを感じる。
昔流行ったYES・NOを言えない日本人。自分としては
そんな日本人大いに結構。はっきりさせないうやむやな所に
本当があったり、または色気があったり。用は言葉の使いようと
いうやつで。ただただはっきりしないのはつまらないけど、
そこに芝居のステ間のような空間が出来る日本語の曖昧さ加減は
とても好き。だから美しい日本語というのがとても好き。
古い言葉がとても大事でとても好きだなとよく感じる。
手紙を書く時には拝啓で始まり敬具で終わるのが心地よい。
敬語だとか尊敬語だとか謙譲語だとか。文法で考えるとさも難しい
言葉が口をついて出た時に心地よい音に変わるのが素晴らしい。
私はとても日本語が好きで、美しいと感じる。最初にこの日記を
始める時、とても悩んで。個人ページではないから自分の普段の
生活をタラタラ書くのも気が引けたし、絶対的に面白くないと思った。
その時にうちらの色を出せるような内容を詩的に書いてみようかなと。
だって日本語は美しく、詩にするにはもってこいの言語だから。
だからこんな拙い文でも何とかやってこれたし、少しは皆の目に留めて
貰ってる。それから伝えたい事もこうして書くうちに自分自身
分って来る。言葉ってやっぱり凄くて大切だ。それはもちろん日本語だけ
じゃなくて。一番馴染みのある英語。米語かな?そしてお隣のハングル。
それだけでもういっぱい。それでももっとたくさんの国の言葉を覚えたい。
そしてその国の人達と会話をしてみたい。フレンチ。スパニッシュ。
ジャーマン。チャイナ。死ぬまで一体いくつの言葉を理解出来るように
なるだろう。少し頑張ってみようと思う。まだまだ許容範囲には遠いはず
だから。そうして言葉をたくさん育てよう。
それでは皆様も日々つつがなくお過ごし下さい。


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