過日の記事にて膝や腰が痛むし膀胱に挿さっているカテーテルの栓がぽろぽろ勝手に抜けて衣服等を濡らすし気は憔悴するし踏んだり蹴ったり叩いたりだ、と述べましたが、昨日更に追い討ちをかけるように、膝と腰を診て貰うために病院へ行ったところ複数科あるうちの整形外科だけが休診という憂き目に遭い、ぐったりしておりました。
昨日はほんとうに憂鬱な一日で……。膝と腰の痛みも一層強く感じたり、ルアープラグ(カテーテルの栓)の自然抜去の頻度が高かったりで、深夜に入眠するまで沈んだ気分でありました。
しかし、本日は。
午前の早い時間に通信販売で購入したDIBキャップが着便しました。
これがDIBキャップです。早速ルアープラグに替えてカテーテルに装着したところ、これが快適! ルアープラグ(下の写真の黄色い栓)のように自然抜去しないし、簡単に開け閉めできるので排尿もスムース。
これで知らぬ間に膀胱の中身が流れ出てシャツやズボンがしっとりびちゃびちゃになることもありません。これだけで気分が明るいというもの。
そして軽快になった気分で整形外科受診。今日はきちんと診て貰えましたよ。
レントゲン写真を数枚撮って、医師の説明を聞いたところ、骨格に異常はないとのこと。「痛み止め(の内服薬)と湿布を出しておくから、それで様子を見て」と言われて帰宅。
内服薬はロキソプロフェンナトリウム(痛み止め。市販薬のロキソニンと同じ)と、レバミピド(胃薬。ムコスタの後発品)。湿布はロキソニンパップ。
帰宅して直ぐに内服薬を服み、湿布を貼付しました。
快適。
痛くないって、何て素敵なことでしょう。気分軽快、意識も集中できて、仕事も軽やかに進みます。有難い有難い。
骨や筋に異常はないけど腰や膝が痛むというのは、おそらく体幹及び下肢の筋肉が弱っているのだと思います。
昨年、性別適合手術のため、一箇月ほど国外におりました。その間、ほとんど歩くことなく過ごしておりましたし、帰国してからも排尿障碍のため気軽に外出することができず、これといった運動もすることなく一年ほど過ごして、更には今年に入ってから二度の入院。いい加減に弱りも弱ったりで、残された筋力では自重を支えきれなくなってきたのでしょう。
また少しずつ、軽いスクワットなどからはじめて、自重を負荷とした筋力トレーニングをしていかなければなりません。まだ何とか自力で自分の身体を動かせるうちに、がんばっておかないと。
人生折り返しております。放っておけば体力は衰えていく一方。いつまでも自分の思う通りに自分の身体を動かせるように、トレーニングを怠らないようにしませんとね。いつまでもおひとりさまの意志があるなら、なおのこと、ね。