衛澤のどーでもよさげ。
2010年07月02日(金) 食。

日中着ている衣服だけで一.七キログラム程度はある衛澤です。ベルトに沢山必要品を付けているので重くなります。携帯電話とかエコバッグとか。あと、入っている金額はいつも少額なのに財布がやたら重いので必然的にズボンが重くなります。

制限食生活が続いております。制限食というのは食べる品目が制限されている訳ではなく、摂取熱量、カロリーの上限が定められているだけです。だからカロリーさえ制限量を越えなければ何をどれだけ食べてもいい。大変自由なものです。
しかし、ちょっと凝ったもの、おいしいものというのは大抵高カロリーなのです。だから品目も多くは食べられないし量も少しのみにせざるを得ません。おいしくないものを沢山食べても満足感は得られませんしね。

調理や料理が好きな人ならここで一ト工夫して自分が満足できる量と味かつ制限カロリー内の総菜を編み出したり拵えたりして豊かな食卓をつくり出すのでありましょうが、暑くもなってきましたし、私は調理を放棄してしまいました。冷や奴と魚の缶詰があればもういいです。あと野菜ジュース。
けれど、彩りのない食卓は心の彩りをもなくしてしまいます。目に見える風景が全体的にモノトーンになったり。それも比喩ではなく。大変よろしくありません。
そこで強い味方。管理栄養士と調理師が組んでつくった食事が宅配されるサービス。
さほどめずらしいサービスでもなく、数年前からたとえば買いものや調理がしんどくなってきた高齢者を対象としたものや腎臓病や糖尿病など特別食が必要な人を対象としたものなど、複数の会社が行なっています。

その中で私がいま御世話になっているのはこの会社。関西ローカル夕方ワイド番組「ちちんぷいぷい」の司会進行、角さんも病いに倒れてからは利用しているというサービスです。
実は私もこれまでに数社のサービスを体験しています。料理は冷凍されて、チルド便で送られてきますが、食べるために解凍してみると何だか「しよしよのぱ」だったり、メニューがさみしかったりで、短期間でサービスを断っていました。
しかしこの会社のメニューはおいしい……冷凍で食材がやせてしまっていることもないし、メニューは豊富で択び放題、豪華なのにカロリーは制限範囲内、まるで魔法のよう。
何より、食事が愉しみになります。次は何を食べようかと択ぶ愉しみ、択んだそれを実際に味わう愉しみが毎日あるというのは、大変有難いことです。

世の中には、食材の買い出しから調理にかけてが愉しくて愉しくてならぬという人もいます。何故自分がそういう人に生まれつかなかったかを口惜しく思うこともたびたびでしたが、「餅は餅屋」という言葉もあります。自分にはできないことは、得意な人に御願いするという方法もあります。
調理部門はちょっと御願いしておいて、今度は掃除が好きで好きでたまらなくなる方法を考えたいと思います。


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