衛澤のどーでもよさげ。
2008年09月13日(土) どんと買い。

ときどき猛烈にちんすこうが食べたくなる衛澤です。

結構長い間同じものを繰り返し食べ続けていられる私ですが、三箇月間毎日糸こんにゃくを食べていたら流石に飽きました。
秋が来る前に飽きがきてしまった私は、しかし暑い時期におさんどんするのも億劫になってしまっていて、調理から逃げました。いま食べているのはところてんです。

まだ陽があるうちに外出すると肌が「じゅっ」と音を立てて焦げてしまうほどに暑かった夏の或る日、食料品を買い出しにスーパーマーケットに出掛けた私は暑さで弱った頭で考えたのです。つくるのも億劫なら食べるのも億劫。しかし食事をしないと胃が固形物の消化の仕方を忘れてしまう。
そのとき私のやや狭い視界に入ってきたのが、一パック(一食)一〇五円也のところてんでした。

豆腐と同じ要領でパッケージを開けて水分(酢水)を切れば直ぐ食べられます。関西圏では主に黒蜜をかけて食べることになっていますが、違う味がよかったり悪の心が芽生えて魔の実験を試みる気になったらそのようにすることもできます。
試しに二パック購入し、うち一パックはその日の夕食にしました。

実は私はこの日までところてんというものを食べたことがありませんでした。漠然と聞き及んだ断片的智識から「寒天を特殊な器材で麺状に切ったもの」と思っていて、本文を書いているいまもそう思っています。
この智識が正しいか間違っているかは別の問題としまして、はじめて食べたところてん(黒蜜)はとても美味でした。暑い間はおやつの段取りもできなくて甘味から遠ざかっていたためもあるのかもしれませんが、とにかく旨かった。次の日も同様に旨かった。

以来、私は毎日ところてんを食べています。当分飽きないと思われます。
そういう見通しなので先日、ところてんをカートン買いしました。無料で配達して貰えるというので配達して貰いました。だってところてんは容器の中で水に浸かっているから重いんだもの。
豆腐と似たかたちで販売されているところてんですが、豆腐と違うのは常温で比較的長期の保存ができることです。冷えた食べものが苦手な私には有難い食品です。
三〇パック入ったダンボール箱は流石に大きくて存在感に溢れています。爪突くと足の方が負けます。


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