衛澤のどーでもよさげ。
2008年07月04日(金) 脱走。

年一回のワクチン接種のため、同居猫を病院に連れて行く。
自宅から病院まではちょっと遠いので、キャリーバッグに入れた猫を単車の後ろカゴに乗せて低速(法定速度)で走る。五分か一〇分か走った辺りで信号待ちのため停車中、後ろでごそごそキャリーバッグが動いている様子なので振り向いてみると、ファスナー式の天窓が開いて猫脱走。急いで単車を路肩に退けて走り去った猫を呼び戻しに路地に入る。

自宅から単車で五〜一〇分の場所と言えば猫にとっては未開の地。一人で走って行ってしまったら二度と再会できない。
しかし、猫の方もそう思ったのか遠くまでは行ってしまわず、ぼくが追いつくのを待っていてくれた。もう一度キャリーバッグに入れようとすると厭がったけれど、入ってくれないと行くことも戻ることもできない。何とかバッグの中に入って貰って「じっとしててね」と御願いして病院へ。

その後はキャリーバッグの中で暴れることも脱走することもなく、注射のときも以前のように医者先生に咬みつくこともなく、何とか無事に行ってきた。帰宅した同居猫は緊張と暑さでぐったりしていたが、ぼくもひどい緊張でぐったりだ。
次回からは自動車で連れて行こう。



それが午前中の話で、帰宅後、昼下がりまでぐったり倒れていた。いまはようやく回復して、別の日に買って大事に取っておいたたい焼きを食べようと電子レンジで温めたら熱すぎて、団扇で扇いで冷ますという間抜けたことをしているところだ。猫は昼寝中。
夏でもたい焼きが食べられるとは、いまの世の中も悪いものではない。


エンピツユニオン


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