2006年11月09日(木) 安価でオッケイ。
昨夜のこと。
床について照明を落とし、もう寝ましょうというときです。眠りに落ちるまでの間に、翌朝に食べることにしていたバナナのことを考えていました。三日間の断食で、空腹感というものはさほどなかったものの、やはり身体が怠く気力も落ちていて、甘味があるものを食べるのがとても愉しみでした。
黄色い一本のバナナを思い浮かべます。
黄色という色を思うだけで気持ちが浮き立ってきます。実を食べるとその甘味が怠さを薄め気持ちを落ち着かせてくれるのだろうと考えると、食べないことから生まれていたと思われる不安がすうっと消えて、何とも言えずほわっとした気持ちになるのでした。
ああ、おれ倖せだわ。眠りに落ちる寸前に、そう思いました。
バナナ一本思い浮かべるだけでこの幸福感。何て安上がりな私。バナナを思うだけで倖せに浸れるという倖せを、重ねて感じたのでした。
今朝食べたバナナは、やっぱりおいしかったです。おいしいバナナを育ててくれた農家の人、おいしく育ってくれたバナナ、私の手許に届くまでにバナナに手を貸してくれたみなさん、有難うございます。
【今日の旅】
どうしても食べたいチョコバナナビスコを探して販売店を梯子。見つからないので泣き出しそうになった三六歳。