衛澤のどーでもよさげ。
2006年10月26日(木) お茶の間にて。

N○K教育テレビにて午後八時から放送の「ハートをつなごう」という番組を見る。昨日と今日の放送はテーマが「性同一性障害」で、一箇月ほど以前にさるスジから今回の放送の情報を得ていたので愉しみにしていた。

「性同一性障害」についての理解を求めるときに厄介なことは「専門用語」が沢山あることだ。ぼくは、この特殊な言葉群が、理解しようとする人の邪魔をしているのだと思っている。だから、二年前に書いた「性同一性障害」が主題の小説の中でも、ぼくはその類いの言葉は一切使わなかった。
それに、理解を得ようとするときに、伝えなければならない情報量が多すぎるのも難点だ。一遍に沢山のことを言われても、大抵の人は理解できない。混乱するだけだ。

数年前まではテレビ番組で題材として取り上げられても、やはりこの辺りがネックになっていて、当事者ではない人には小難しいものが多かった。
しかし、今回の「ハートをつなごう」は上手に難しいことを省いて、でも大切なことを外さないように、当事者と非当事者それぞれの生の声を伝えていたのではないかと思う。
「性同一性障害」についての放送は昨日と今日の二回で、ぼくは昨日の放送を急用で見ることができなかったのだけど、再放送があるらしいので改めてその日に見ようと思う。

再放送は一一月一日(水)、一一月二日(木)、それぞれ午後一時二〇分から。
昨日今日の放送を見逃がしてしまった人はぼくと一緒に、ぜひどうぞ。

それにしても、会って話したことがある人たちがテレビ番組のメインゲストとして画面の中で喋っているのを見るのは、何だか不思議な気分だ。


【今日の順調】
ローカーボ(低炭水化物)生活は巧くいってますよ。


エンピツユニオン


Copyright © 2004- Soh Ezawa All Rights Reserved.