2006年10月24日(火) 充実ぽん。
横浜駅からの夜行バスは二三日早朝に地元に到着した。帰宅して、先ずその日は洗濯だの掃除だのとやってしまわないことには休めないことをして、あとの時間は旅の疲れもあるし夜行バスの中ではもともと睡眠障害を持っているぼくはきちんと眠れなかったから、休んでおくことにした。
翌二四日つまり今日は、遠い街へ、しかも人が沢山いるところへ行ったことで、パニック障害を持っているぼくは他人さまよりも精神面の疲労がひどくて、きっと寝込むだろうと自分で予想していた。しかし、思いのほか元気だった。
朝は当たり前の時間に目覚め、寝覚めはすっきり、気持ちは充実して直ぐに身体を動かしたくなって早速トレーニングジムに出掛けた。いつも淡々とやる各種トレーニングが何だか愉しくて仕方がない。
トレーニングを終えて昼食を摂った後は、幾つかの用事のために地元市内を自転車で走りまわる。自転車を漕いでほぼ市内を一周し、何人かの人と会って話した。「人と会って話す」ということは鬱病を持っているぼくにはちょっとした重労働なのだが、この日はまったく平気。鬱症状が顕著なときとは別人のようだ、と他人さまに言われるまでもなく自分で思った。
夜には長いこと会っていなかった友人から「お茶でも」と連絡が入ったので、また出掛けて深夜までいろいろなことを沢山沢山話した。
何と、今日という日は食事の時間以外の寝るまでの時間はずっと外出していて、しかも身体を動かしているか人と話しているかのどちらかだった。非常にアクティヴな一日だった。寝込むどころではなかった。
何より気力が充実していて、やっていることの一ツ一ツが愉しかった。横浜に行く前の、取り敢えず不調ではないがいつ不調になるか判らない不安をいつも何処かに感じていた自分とは、明らかに違う。ぼくの中の、何かが切り替わったみたいだ。
改めて思う。行ってよかった横浜。有難う横浜。
【今日のいいこと】
愉しそうな人を見るのは愉しい。