衛澤のどーでもよさげ。
2005年03月11日(金) 子離れ。

もう彼等は自分の手を離れたのだから。そう思って考えないようにはしてきたのですが、季節柄、年末年始だとかバレンタインデーとかホワイトデーとか卒業式とか花見とか行事が沢山あって、そのたびに彼等は何をしているだろうかとついつい考えてしまって、頭の中で短編のコンテまで仕上がりそうになったりしています。
「彼等」というのは、昨年一年間デジタルノベルの連載作中でがんばってくれた奴等のことです。

彼等は趣味でなく商業の子で、そして安易に書いてはいけない背景を部分的に背負っているのだし、自分もいつまでも一旦は役目を終えた子たちのことばかり考えていてはいけないと思ってはいるのですが、つい。
親と子とが離れるとき、子が親から離れるよりも親が子から離れる方がやっぱり不器用なのかな、と思いました。現実に血を分けた親子でもその傾向が強いみたいですしね。子は早くひとり立ちしたいのに親はいつまでも子が心配、と。

彼等については三年後くらいを目途に、改めていろいろと取材をして一本の長編をまとめてみたいな、という構想はあります。もっと多面的な視点を持てるようにしたいと思っています。


【今日のとほほ事件】
バナナ一ト房を強盗。
ちなみにバナナ一ト房一〇五円也。一〇五円でも強盗は強盗だからねえ。強盗とか強姦とか「強」がつく罪は殺人の次に重いのですよ。


エンピツユニオン


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