方向音痴 2002年03月18日(月)
私はかなりの方向音痴。 高校の時も入学式の次の日、学校までの道がわからなくなり遅刻するところだった。教習所でも、教官にあきれられた。
今日も、さゆりちゃん、やすし君、しーちゃん、アリッサのベビーシッター。 夕方開放され、気晴らしにレノックスモールへ。 「大丈夫?」と送ってくれたミッチェルさんに、「はい、まっすぐ行って1度曲がるだけですから」と笑顔で答え、RICHY'Sからチェック。別に何を買うってわけでもなくウィンドゥショッピングにあけくれ、日没前にモーリーのところへ帰れるように6:30にモールを出た。さて、運動不足解消に歩きましょ。と外へ出たのはいいが、どっちに向かって真っ直ぐ歩けばいいのだっけ?・・・レノックス沿いにピーチツリーロードを行けばいいんだよな。これがピーチツリーかな・・・てくてく歩く。なんか様子が変。戻ってみる。でもやっぱりピーチツリーロードって書いてある。お、バス停に黒人のおばあちゃん発見。たどたどしい英語で聞いてみる。「これ、ピーチツリーロードですよね?」「そうだよ」うーむ・・・と考え込んでいるとおばあちゃん、「どこに行きたいの?」「友達の家」「住所は?」「わからないけど・・・1022」「どこの1022」「それがわからない」頭の中を♪迷子の迷子の子猫チャン♪が回る。一緒に頭をひねるお婆ちゃん。そしたらバスが来てしまった。オーディエンスにすがったのはいいがさっぱり解決しなかったが、とりあえず、ピーチツリーロードだということに間違いはない。それならこのまままっすぐ行けば、曲がるところがでてくるはず!(曲がる所の目印だけは覚えていた)また、元の道をテクテク歩いた。・・・・テクテクテクテクまだつかない。テクテクテクテク・・・MALTAの駅発見!そうそう、そういえば前に案内されたとき、ビグラーさんが「ここが駅だから」と教えてくれたっけ。じゃぁ、合ってるんじゃん。と自信を持ち、テクテクテクテク・・・・おっかしいなぁ、こんなに遠くないはずだけど。やっぱ、車だと近く感じるのかな?もうちょっと歩いてみるか・・・テクテクテクテク1時間ほど経った。まだ目印が出てこない。目印は灰色と白の大きなマンション。見落とすはずがない。あたりもすっかり暗くなってきた。かなり不安になって、10分手前に電話があったのを思い出し引き返す。まず、モーリーの所へ。。。でたのはペッピーナ。彼女には日本語が通じない。道に迷ったって何ていうんだっけ?「I lost・・・」小声で言ってみる。たしかlost worldって映画あったよな。「What?」通じない。「Can I talk to morry?」「she is out.」どうやら隣の両親の家に行っているようだ。電話番号を教えてくれたけど、ペンもないので覚えきれず、あきらめた。ミッチェルさんに恥ずかしながら電話。どうか出て下さい!「hello?」あぁ、彼女の癒し系な声だ!よかった。これで帰れる。「あのぅ、道に迷ってしまいました。」「今どこ?」「なんちゃらって店の前です。周りにかんちゃらってのがあって。ピーチツリーロードにいるのは間違い無いんですけど・・・あのマンションが出てこないんです。」「え〜?そんなとこまで歩いたの?かなり距離あるよ。それに、彼女の家はレノックスロードを曲がったところだよ。迎えにいってあげたいけど、今車無いのよ〜。大丈夫?レノックスモールまで引き返して、右に曲がるのよ」と教えてもらった。そっか。出だしからまちがえていたのか。。。1時間かけて歩いたところは勿論1時間かけて戻るしかない。かなりクタクタになって、振り出しに戻った。レノックスロードをズンズン進むと、またMALTAの駅が出てきた。これが正解。そのまま進むとすぐに目印のマンションが出てきた。ここからが勝負。何故ってここまがるとモーリーの家まで、細い道で、外灯もとぼしいから。走るの苦手ぇなんて言っている余裕もなくダッシュ。車でなら2分ってとこだけど走ると結構ある。おまけに最後は上り坂。モーリーの家の前がさらに怖い。急な下りと上り坂。おまけに、木の根がアスファルトを持ち上げているから足をとられそうになる。でも頑張った。こんなに走ったのはいついらいだろう?軽いエクササイズのつもりで出かけたのに。汗だくだ。しかも変な汗かいた。
|
|