この日は、イベントのはしごですよー。
まずは都庁へ。 南硫黄島調査隊の方々再集結、で、調査時のエピソードを披露してくださるイベントでした。
https://minamiiwo2019.jimdofree.com/%E9%9A%8A%E5%93%A1%E7%B4%B9%E4%BB%8B/
ほんとうは丸一日のイベントだったのですが、午後は別のが当選してしまったもので(例のヒトありがとう!すっごーい!)、 午前中だけで撤収でした。 惜しい…。 講演、映像のほか、展示もた〜くさんで、とても楽しめました。 海洋島って、ロマンがありますねー。
ちなみにこの会場、じつにわかりにくい場所にありましてね。 苦情があがっておりましたよ。 先着順だったのでなおさらでしょうが、 「〇〇に△時にはいて、ずっと待っていたのに!」 とか叫んでいらっしゃる方…。お気の毒ですが、おそらく場所をお間違え?(詳細不明) 結局、優遇されなかったのはよかったと思います。 言ったもん勝ちというのも、時と場合がありますものね。 でも次回があるなら、わたしたちもかなり迷ったもので、しっかり誘導していただきたいですわあ。 人でなくても、せめて矢印で「〇〇の会場はこちら」とか…。
さてさて予定通り午前の部で退出
って、新宿駅でこちらの方々に遭遇〜。
桜ちゃんの「せん、ぱい?」って、ものすごーーーーーーくコワイですよね…。 あの「間」、ゾクゾクします…。
食事のあとは、広尾へ。
って、広尾…あのあたりは、ウン百万以上の外車でないと使用禁止とか条例かなにかで、決まっているのですか?か? と思えるほど、高級車「しか」「見ない」(オオゲサでなく、かなりほんと)。しかも、ほとんど外車。 眼福ではありますが、場違い感がものすごく…(くすくすくす)。
その近辺にある中央図書館、最近コミック系をそろえたそう。 で、10代20代の来館者を増やしたい、というコンセプトで企画したのが、今回の 「マンガ・アニメ・ゲームと東京」 https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/event/uploads/gendaibunka3010113.pdf https://www.famitsu.com/news/201811/21167958.html なのですって。
ここまで聞いてシロウトながらに、「ちょっと、なにか違う、どこかズレているような気が…」と思ったわけですが、 講演を依頼されたご本人、森川嘉一郎先生もそう感じられたそうで(笑)、 参加者募集しても、おそらく応募するのは30代、40代ですよ、とか、 10代20代を呼びたいなら、自分でなくAさんやBさん(具体名を出したそう)を呼んだほうが、とか、 いろいろ説明したとかなんとか。 それでも、ということでこのシゴトを引き受け、いざ応募してきた人たちの年代を見たら、 これですよ… と、内訳をわざわざモニターへ。 ええ、30代10%、40代30%、50代20%(うろおぼえ)、くらいの感じでした。わはははは。
内容ですが。
深い。というか、アニメ(と特撮、マンガ)の基礎知識がないと、けっこうキツイ(真顔)。 わたしは手塚作品にわりと疎い、例のヒトはわたし認定の「ニワカ」(ごめんなさーい)なので、 わたし:ちょっとだけ「???」 例のヒト:みんな笑ってる?なんで?(ポカーン) なシーンが…あうあうあう。
とりあえず、こちらもうろおぼえですが、内容。
・応募に30代以上が多いだろうと踏んだ理由:そもそも今のアニメは(ニチアサ以外は)深夜枠に集中。 それらは10代20代向けには作っていない。深夜枠はアイテム(おもちゃなど)での収益は望めず、 DVD、ブルーレイで稼ぐことになる。10代20代がそのようなソフトをぽんぽん買えるわけもない。 結果、買ってくれる30代以上をターゲットに作品をつくることになる。 ・初音ミク(のキャラ)がウケた理由→キャラデザインがセーラームーンとシルエット的にかなり一致したのも そのひとつ。 ・手塚作品「ロストワールド」以来、オトコの、理想のヨメを育てる夢は続いている。 ミクのまだ完成系でない、ぎこちない歌声を、どうにかヒトっぽくしようと熱くなる、その結果が ブームにつながった。 ・セーラームーンの「ルナ」のルーツは、魔法使いサリーのOPに出てくるネコ。 以来、魔法少女モノには必ずといっていいほど小動物が出てくる。 →ルナのあと、プリキュア系そのほかの小動物をモニターへ、そして最後に「キュウべえ」。 ここで皆さん沸いたのですが、例のヒトは「まどマギ」未視聴なので、きょとーん(気の毒) ・ひみつのアッコちゃんのコンパクト、原作では大きな鏡だった。スポンサーからの要望でコンパクトにし、 発売したらよく売れたもので、以来、魔法少女モノには必ずといっていいほど以下略。 ついでに言えば、年末近くになると、そのアイテムは作中で壊れる率が高い。新しいアイテムを主人公がゲットし、 それを視聴者(おこちゃま)が欲しがり、親にねだる、という流れがお約束。
このあたりがとてもおもしろかったです。
あとは戦隊ものの変遷。 衣装がバラバラ(レインボー戦隊ロビン)から統一(サイボーグ009)、色違い(ゴレンジャー、セーラームーン)へ、とか、 必ず名乗りを入れるのと、必殺技名を叫ぶのがお約束、と、ゴレンジャーの名乗り、必殺技から、 セーラームーンの変身シーンと「月に代わっておしおきよ!」。 これ、作っているのが時代劇に強い東映というのも関係があるとかで、これはメカラウロコでした。 言われてみれば、時代劇は見得を切ってなんぼですものね…。 そして紅一点(009、ゴレンジャーなど)だったのが女の子だけ(セーラームーン、プリキュアなど)、 もしくは男の子だけ、となった、で
ここで聖闘士星矢ですよ…。
紹介された作品、たいていOPを映像で見せてくれたのですが、聖闘士星矢、なぜかOPが「ペガサス幻想」でなく 「ソルジャードリーム」でしてね。
「な ぜ そ れ (笑) アスガルド編じゃん!」
と、あまりのフイウチに、とうとう噴いてしまったアテクシでした。わはははは。
そういや、サムライトルーパーは出てきませんでしたね。 ってそれを言ったら魔法少女モノ、ほかにもたくさんありますしね、尺の都合でしょうかね。
あ、あと変身シーンの変遷で、キューティーハニーも出てきました。 これ、今の時代では地上波では絶対放映できません、と(くすくす)まあそうですよね…。
それから、コミケの歴史についてもあれこれありましたわ。 小規模だったのが今の規模になるまでの参加者数と場所の変遷、そして、…参加者(サークル側)の非婚率について…。 少子化対策大臣がコミケが悪いとか言い出したらアレなので、ここだけの話にしたい、と先生がおっしゃる 結果でしたとさ。 まあ、そんなの個人の勝手で、大きなお世話。
最後は、先生が手掛けたMANGA TOKYO展のお話と映像で終了でした。
にしても、前後しますが、その新しいコミックコーナー、ラインナップがけっこう渋くてですね。 10代20代が食いつくとは、とても…。 例えばラノベのコミカライズとか置けばいいのになあ、とか、10代20代「ではない」わたしは思いました。まる。 というか、ラノベの話が一切なかったのは、フシギ…。 応募者年齢を見て、内容も吟味されたのでしょうかね。
ところで中央図書館、って、ヤな思い出が華麗にフラッシュバックするのですがー
まあ、あのオジサマに遭遇したら、「また」(くす)論理の矛盾をつついて、ぐぬう…とさせて いただきますけどねっ(あるイミ悪質/くすくす) ヤな思い出といえばそうなのですが、リアル「ぐぬぬ」を間近で見られたのだけは、 とてもおもしろかったのですよう(反芻)(くすくす)
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そんなこんなで。
また何かありましたら出てきます。
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