2001年09月15日(土) |
『耳をすませば』とデジアドキャラクター完全ファイル |
今さら『耳をすませば』観てみました。
おお、リアルぽい画面だ。現代…1990年前後ってとこかな? 『海がきこえる』も観た当時リアルだなーと思いましたが、より生活感溢れる描写になってる。雫の家の描写には最初ぎょっとしました。あれだけ描き込むと迫力あるよねー。
そして…少女まんがだ〜〜〜!それも相当クラシックな。 ああ、原作者柊あおいか。(星の瞳のシルエット!)この作品は読んでませんが、代表作(だよね?)の『星シル』はあのころのりぼんでも浮いていた…はっきり言って古くさかった…けど面白かったし、人気もあったのよね。乙女心はいつの時代もおんなじよね〜と思いながら楽しんで読んでました。
なのでヲトメちっくまんが好きのとりことしては古くささ(イマドキこんな中学生がいるかあああッ〜〜〜!)も含めて全然オッケー!です。今どきじゃないのか、十年前か……いねえな!
あやめ曰く「劇場中の大人がひっくり返ったと思う」あのラストもいいですよ。ほほえましいじゃないですかー。可愛いなー。(ひっくり返ったけど) でもまあ、納得できる二人ではあります。こういう子も…いるね。(言ってること矛盾しまくりっすよ!)
色々と思うところも多少は。あのおじいさんは出すぎじゃないかなー、喋り過ぎじゃないかなー、などと。(宮崎脚本ではいつも感じることだけど)理想を描くのは難しいなー。 いえ、好きです、宮崎脚本。キャラクターの「らしさ」を感じさせてくれるっていうか…物語に奥行きがあるよね。表面に出てこないドラマを想像してしまう。
現在自分内宮崎駿祭り中、なのにこの作品でいいなあ、と思ったところは意外にも「宮崎アニメ」を感じなかった部分。これは監督さんの持ち味なのかな。普通でありふれてて面白い、をもっと観てみたかったなあ。
『千と千尋』以前の私の宮崎作品劇場版ベスト3は、1魔女宅、2トトロ、3…悩むところだが初見のインパクトでカリ城、て感じかな?作品の出来としては『魔女の宅急便』よりトトロやラピュタのほうが上だと思いますが、あのオープニングがとにかく好きなので。それと飛行シーンの気持ちよさ。 (でも一番好きなのは『コナン』だったりする。次に『ナウシカ(漫画版)』)
「デジモンアドベンチャーキャラクター完全ファイル」(ケイブンシャ)買いました。 これ、お薦めです。情報がコンパクトにまとまってて便利。 キャラクター設定に名場面、主題歌に放映リスト。おまけに部屋の平面図が載ってるのが間取りマニア(何だそれ)には堪りません。1280円(税別)
しかし02のエンディングの絵(最初のね!)はどこかに載らんものかのー。
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