「保守」ってのは、絶滅していくものかもしれん。いや、なんつーかね。今、日本で一番保守的な政治家ってだれかっていうと実は管直人なんじゃないかと。まあ、理想主義で暴走した鳩山の対比でそんなふうに見れているのかもしれんけど。ただ、実際やっていることは本当に保守的というかなんというか。ここまでやってることがいちいち慎重だから多分支持率はゆっくり下がるカタチになると思うけど。
「官僚は馬鹿」とかいってたけど、もうそんなつもりはないだろうね。完全に官僚をつかいこなすというかつかわれるというか、お互いを利用する形に近づけてるはず。政治主導はわからないように薄めてくんだろうね。
市民運動出身だけど、やってることは徹底保守というある意味アンビバレンツな首相が出てきたとおもうなあ。嫁さんの服装みてもわかるよな。鳩山どころか麻生とくらべてもより「保守」って感じだもんなあ。
んで、首相というか与党のやってることがここまで「保守」だと野党の「保守政党」の方々は「保守」という言葉を考え直さないといけないと思うんだ。いままで、あまりにも安易に、「保守保守」いってきたから、その「保守」という言葉をもう一度国民に説明しなおすと同時にその「保守」というものが具体的にどういうメリットをあたえるかというのをもう一度考えなおさないといけないはずなんだ。
以前、愛国心がどうのこうのという話があったけど、あの時も結局、反応したのは左系の人たちだけで、一般的な人たちには全くと言っていいほど浸透しなかった感があるんだよな。そんなこといわれてもだからなんだよという感じで。そういうことを考える基本的な思考回路がないんだよ。たぶん普通の人たちには。
「保守」ってのも今同じ問題に面してるわけで。これから管首相が固い固い「保守的な政治」をしていくと「保守」のみなさんは噛みつくところがなくなっていくと。そこで自分たちの核の考え方である「日本の伝統」とかもちだしてくるとしても実はそんな考え方は国民には全く根付いていなかったことをおもいしらされることになるんじゃいかと。
保守の皆さんは、もともと日本人には、伝統を重んじる心や国粋主義的なものがあったけど戦後民主主義教育がそれを阻害したという「ストーリー」が基底概念にあるとおもうんだけど、実はそんなもんは最初からなかったという可能性も十分にあるんだよな。つーか個人的にはそんなもんは実はなかったという方に一票。受け止める素養がなかったんだよ。多分。
そうだとしたら、「保守思想」というものがいままでやってきたことは、コンクリの上に種をまくような不毛なことだったんじゃないかと。まあ、たまにそれでも発芽する根性のあるやつもいたかもしれんが、長続きはせんよなあ。
そう考えると、「保守」ってのも共産党や社民党の大好きな「憲法九条」と似たようなものといえんこともないんではないかと。両方とも大多数の国民が理解できないところで一生懸命ということで。国民はそういうものよりも経済とかわかりやすいものしか求めてないと思う、たぶん。ある意味妄想とプロレスしてるようなもんだよなあ。
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