浅間日記

2015年01月09日(金) 何をしだすか分からない能力

謹賀新年。
といっても松の内もとうに終わったが。


昨年のこと。

新聞で「生き物たちの心のかたち」なる記事。
信州大学繊維学部教授の森山徹さんという方が執筆している。

「…心の本質とは、生き物に潜む「何をしだすか分からない能力」のことだ。
これが明らかになればなるほど、私はその気配をモノにも感じてしまう。…」

心の本質は、何をしだすか分からない能力である。




そこにあって当たり前と思っているものほど、いつの間にか失っているものだ。

親だとか、平和だとか。

そして、心も、その一つなのだと思う。

そうだから、ダンゴムシやオオグソクムシを相手に「心とは何か」を実験研究する森山先生の気づきに、「じゃあ人間にそれはあるのか?」と再確認させられる。



何をしだすか分からない能力。

良いことも、悪いことも、それに含まれる。

それが心というものらしい。

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